大谷翔平が「明らかなトップターゲット」 終戦ドジャース、今オフの大型補強プランを米記者予想
米大リーグのドジャースは11日(日本時間12日)、敵地で行われたダイヤモンドバックスとの地区シリーズ第3戦に2-4で敗れ、まさかの3連敗で敗退。2020年以来、3年ぶりのワールドシリーズ制覇には届かなかった。失意の中、米メディアは来季に向けた補強プランにエンゼルスの大谷翔平投手が「十中八九、含まれる」と伝えている。
地区シリーズ3連敗で敗退、米メディアが来季に向けた補強に注目
米大リーグのドジャースは11日(日本時間12日)、敵地で行われたダイヤモンドバックスとの地区シリーズ第3戦に2-4で敗れ、まさかの3連敗で敗退。2020年以来、3年ぶりのワールドシリーズ制覇には届かなかった。失意の中、米メディアは来季に向けた補強プランにエンゼルスの大谷翔平投手が「十中八九、含まれる」と伝えている。
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レギュラーシーズンで100勝を挙げ、ナ・リーグ西地区でダイヤモンドバックスに16ゲーム差をつけて優勝したドジャースにとっては受け入れがたい光景となった。2連敗と後のない状況で迎えた第3戦も、0-0で迎えた3回に4点を失う苦しい展開。反撃は7回の2点止まりで、屈辱の3連敗で姿を消した。
この結果を受けて米スポーツ専門局「CBSスポーツ」は、マット・スナイダー記者の署名入りで「ショウヘイ・オオタニはドジャースのオフシーズンの明らかなトップターゲットだが、また地区シリーズで敗退したLAはそこで止まるべきではない」との記事を公開。冒頭で「直近6度の162試合制シーズンで、ドジャースは5度100勝以上している。その期間、彼らは地区シリーズで3度敗退し、唯一のワールドシリーズ制覇はコロナ禍で短縮された2020年シーズンだけだった」と、近年の短期決戦での弱さを指摘した。
その上で「今後のプランは常にレギュラーシーズンの素晴らしさを維持しつつ、それがワールドシリーズまで続くのを願うことだ」とし、来季に向けた補強プランには「十中八九、特にショウヘイ・オオタニが含まれるだろう」とした。
その理由としてスナイダー記者は「ドジャースの金銭的な状況、オオタニが西海岸に残ることを好むという想定、そして彼が勝てるチームでプレーすることを熱望しているという想定から、ドジャースは彼と契約する最有力候補だ」と断言。さらに「全ての条件を満たしている。ドジャースはオオタニの次のチームとして最も理にかなっている。他のチームにオオタニと契約するチャンスがないという訳ではないが、ドジャースが最有力候補だ」と、いかにドジャースが大谷にとって理想の新天地であるかを強調している。
もっともスナイダー記者は、現状の上位打線にムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、ウィル・スミスらがいる一方、「イニング途中で下位打線に代打を送るプレーオフにおいては、打線に十分な厚みがないように思える。仮にオオタニを獲得できたとしても、まだ強打者を獲得する余地はある」と指摘。また仮に大谷を獲得できても肘の手術の影響で2024年シーズンの登板が難しく、またクレイトン・カーショーの去就も未定であるため、ドジャースは投手補強も急務だとしている。
(THE ANSWER編集部)