ガッツポーズを見せない小祝さくらの思考 「何も考えてない」と笑うも「喜んでも次が…」
女子ゴルフの国内ツアー・スタンレーレディスホンダは7日、静岡・東名CC(6590ヤード、パー72)で2日目が行われた。前年優勝の小祝さくら(ニトリ)が7バーディー、2ボギーの67で回り、通算11アンダー。森田遥(新英ホールディングス)と並んでトップに立った。連覇なら節目のツアー通算10勝目。会見で「優勝したいという気持ちは強くはある」と認めながらも「空回りしたり、プレー中その辺を考えてもいいことはない。自分のゴルフに集中して最後までプレーしたい」と語った。
国内ツアー・スタンレーレディスホンダ
女子ゴルフの国内ツアー・スタンレーレディスホンダは7日、静岡・東名CC(6590ヤード、パー72)で2日目が行われた。前年優勝の小祝さくら(ニトリ)が7バーディー、2ボギーの67で回り、通算11アンダー。森田遥(新英ホールディングス)と並んでトップに立った。連覇なら節目のツアー通算10勝目。会見で「優勝したいという気持ちは強くはある」と認めながらも「空回りしたり、プレー中その辺を考えてもいいことはない。自分のゴルフに集中して最後までプレーしたい」と語った。
小祝は、出だし1番パー4でバーディー。2つのボギーも叩きながら前半で3つ伸ばし、後半はボギーなしで回る好プレーを見せた。「ちょっともったいない部分もあった中、上がってみて5アンダーでプレーできたので、まずまずだったかなと思います」と振り返った。
この試合がプロ転向後、国内ツアー通算200試合目であると伝え聞くと「びっくり。でもそうですね……ちょうどキリのいいというか、すごく記念になる試合になればいいなって思います」とにこやかに語った。
普段からガッツポーズを見せたり、ガッカリしたリアクションを見せないタイプ。「何も考えてない」と笑いながら「けど、入った時とかに喜ばないというのは、まだ大会が終わったわけじゃないので。喜んでも次がある。油断できないというか、嬉しいのはあるんですけど、ガッツポーズが出るほどという感じ」と、ブレない精神状況を明かした。
勝てばツアー通算10勝目。「簡単に優勝できるものじゃない。しっかり地道にがんばっていればついてくる」と過剰に意識せず、淡々と最終日をプレーする。
(THE ANSWER編集部)