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田中将大、圧巻の11勝目に同僚新人王候補も驚愕「タナカは凄まじい」

米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手は7日(日本時間8日)、敵地マリナーズ戦に先発し、8回3安打無失点10奪三振無四球と快投。今季11勝目(5敗)を挙げた。6回にカノをキレ味抜群のスライダーで空振り三振に打ち取りピンチを脱出する瞬間を、球団公式ツイッターが公開。ファンを歓喜させると、MLB公式サイトも快投ぶりをたたえている。

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

田中が8回無失点で11勝目、MLB公式サイト「マサヒロ・タナカが圧巻の投球」

 米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手は7日(日本時間8日)、敵地マリナーズ戦に先発し、8回3安打無失点10奪三振無四球と快投。今季11勝目(5敗)を挙げた。6回にカノをキレ味抜群のスライダーで空振り三振に打ち取りピンチを脱出する瞬間を、球団公式ツイッターが公開。ファンを歓喜させると、MLB公式サイトも快投ぶりをたたえている。

 田中は安定感抜群だった。4点リードの6回だ。2死一、三塁で打席には左のカノ。カウント1ボール2ストライクからの4球目。膝元への84.6マイル(約136キロ)のスライダーを投じ、バットに空を切らせた。ピンチを脱した田中は、鬼の形相でマウンドを後にした。

 MLB公式サイトは「タナカがマリナーズをシャットアウト、ワイルドカードに向けたテストで結果を残す」と快投をレポート。「ワイルドカードゲーム出場を見据えた正念場で、マサヒロ・タナカが圧巻の投球。どんな状況でも彼がチームの力になりうることを示した」と称賛している。

「今季のベストピッチングに数えられる試合で、田中は8回を投げて10奪三振。チームを敵地で4-0の勝利に導いた。タナカは散発3安打、四死球も与えず。投げた102球のうち74球がストライクだった」

 圧巻の内容を紹介しつつ、三振を奪われたカノのコメントにも触れている。「彼は思い通りにボールをコントロールする。ストライクを取るために緩い球を投げる時は調子が上がってくる。甘い球は絶対に入ってこない。彼は狙ったところに投げ、あらゆる球種を織り交ぜてくる」と脱帽している。

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