凱旋門賞圧勝で勃発したイクイノックスとの最強馬論争 日本人感動「すぐに比較されるなんて凄い」
海外競馬のG1凱旋門賞(芝2400メートル)は1日、パリロンシャン競馬場で行われ、1番人気の地元エースインパクト(牡3、J.C.ルジェ、父クラックスマン)が直線で豪脚を発揮し、2分25秒5の好タイムで優勝。4着に入った日本調教馬スルーセブンシーズ(牝5、美浦・尾関)ら他馬を圧倒し、6戦6勝で無敗の戴冠を果たした。古馬最高峰G1を制して欧州最強の座に君臨した形だが、世界の競馬ファンは日本が誇る現役世界最強馬との比較が最大の関心事とも。海外専門サイトがSNSでエースインパクトとイクイノックスの比較を求めると、さまざまな声が上がっている。
海外専門サイトが問いかけ
海外競馬のG1凱旋門賞(芝2400メートル)は1日、パリロンシャン競馬場で行われ、1番人気の地元エースインパクト(牡3、J.C.ルジェ、父クラックスマン)が直線で豪脚を発揮し、2分25秒5の好タイムで優勝。4着に入った日本調教馬スルーセブンシーズ(牝5、美浦・尾関)ら他馬を圧倒し、6戦6勝で無敗の戴冠を果たした。古馬最高峰G1を制して欧州最強の座に君臨した形だが、世界の競馬ファンは日本が誇る現役世界最強馬との比較が最大の関心事とも。海外専門サイトがSNSでエースインパクトとイクイノックスの比較を求めると、さまざまな声が上がっている。
凱旋門賞で後方一気、しかも上がり33.08の鬼足で並みいる強豪を撫で斬ったエースインパクト。初距離を難なく克服しただけでなく、キングジョージ馬やセントレジャー馬、G1の常連馬をまったく寄せ付けなかった。欧州メディアがこぞって「近年で最強クラスの勝ち馬」と称賛したのも無理はない内容だった。
こうなると、エースインパクトは「世界最強」なのか。海外競馬専門サイト「ワールドホースレーシング」の公式X(旧ツイッター)は「1つしか選べないとしたら…… どちら?」とつづり、エースインパクトとイクイノックスの名前を挙げた。
イクイノックスは3月のG1ドバイシーマクラシックを圧巻の逃げ切りで海外G1初制覇。6月のG1宝塚記念も勝ち、IFHA(国際競馬統括機関連盟)が制定する「ロンジンワールドベストレースホースランキング」ではレーティング129でトップに立っている。ドバイでは2着ウエストオーバーに3馬身半差の圧勝。そのウエストオーバーは凱旋門賞でエースインパクトに1馬身3/4差の2着。エースインパクトとイクイノックスの直接対決はないだけに、ファンの間では“机上の計算”とはいえ最強馬論争が始まっている。
海外ファンは、ややイクイノックスが優勢。「エースのほうがオッズが良く、向上の余地もあるが、両方ともファンタスティックだ」「間違いなくイクイノックス」「イクイノックスがそれでも最高だ」といった声が上がっている。
日本ファンからは「凱旋門賞勝った馬とすぐ比較されるあたり やっぱり世界でも最強の馬として君臨してるんだな」「もちろんイクイノックス エースインパクトはフランス以外で結果残さないと」「凱旋門で圧勝した馬と比べられるなんてイクイノックスは改めて凄い」「海外ニキネキもイクイノックス!って言ってくれてんのええな」「ドバイでの異次元の勝ち方と、2位以外が結果残してるので謎のラスボスとしてのポジジョンを確立したイクイノックスさん」といったコメントが集まっている。
(THE ANSWER編集部)