早田ひなに中国の世界No.1選手「ともに進歩を目指したい」 対戦11連勝も止まらぬ成長ぶり称賛【アジア大会】
中国で開催されている杭州アジア大会。卓球女子シングルスでは、世界ランク9位の早田ひな(日本生命)が銀メダルを獲得した。準決勝では同4位の中国・王芸迪を撃破。日本勢29年ぶりとなる決勝進出を果たした。決勝で戦った中国の世界1位・孫穎莎は「彼女(早田)とともに、お互いに促しあって、進歩していきたいと願っています」と会見で語ったという。中国メディア「澎湃新聞」が報じた。
杭州アジア大会・卓球
中国で開催されている杭州アジア大会。卓球女子シングルスでは、世界ランク9位の早田ひな(日本生命)が銀メダルを獲得した。準決勝では同4位の中国・王芸迪を撃破。日本勢29年ぶりとなる決勝進出を果たした。決勝で戦った中国の世界1位・孫穎莎は「彼女(早田)とともに、お互いに促しあって、進歩していきたいと願っています」と会見で語ったという。中国メディア「澎湃新聞」が報じた。
早田は準決勝で王芸迪とフルセットの激闘を演じ、最後は4-3で勝利。決勝では孫と11度目の対戦で初勝利を目指し、1ゲームを奪ったものの1-4で敗れたが、中国選手との激闘で高い実力を見せた。
「澎湃新聞」は「孫頴莎がアジア大会女子シングルスで金『早田とともに進歩を目指したい』」との見出しで記事を掲載し、会見で孫が語った内容も伝えた。
孫は「今日の試合に勝つことができて、とてもうれしく思っています」と喜びを口にし、早田については「非常に優秀な選手だと思います。彼女とは最近、何度も対戦しています」と評価した。
さらに「彼女は毎回、技術的な面で次々と自分を大きく改善して、常に前進しています」と、早田が成長を続けている点を称え「私は彼女とともに、お互いに促しあって、進歩していきたいと願っています」と今後も切磋琢磨しあう関係でありたいとも話したという。
(THE ANSWER編集部)