大坂、日本女子史上初の四大大会決勝進出! 前年準Vキーズ圧倒、悲願Vかけセリーナと激突
強すぎる。ついに大坂が、日本テニス史に残る歴史的快挙を成し遂げた。過去3戦3敗だったキーズ相手にストレート勝ち。女子史上初のグランドスラム決勝進出だ。これ以上ない歓喜に酔いしれた。
全米オープン準決勝、過去全敗の世界14位にストレート勝ち、歴史的快挙
テニスの今季4大大会最終戦、全米オープンは6日(日本時間7日)、女子シングルス準決勝で世界ランク19位の大坂なおみ(日清食品)が同14位で前年準優勝のマディソン・キーズ(米国)に6-2、6-4のストレート勝ち。日本女子史上初のグランドスラム決勝進出の快挙を成し遂げた。決勝ではセリーナ・ウィリアムズ(米国)との対戦が決定。日本テニス史上初の4大大会制覇を狙う。
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強すぎる。ついに大坂が、日本テニス史に残る歴史的快挙を成し遂げた。過去3戦3敗だったキーズ相手にストレート勝ち。女子史上初のグランドスラム決勝進出だ。これ以上ない歓喜に酔いしれた。
第1セット、互いにキープして迎えた第5ゲームをブレークすると一気に勢いに乗った。第7ゲームもブレークし、圧巻の5ゲーム連取。自らのサービスも再三のピンチを迎えながら勝負所をきっちりとしのぎ、パワフルさだけではない冷静なテニスが目立った。第2セットもいきなり第1ゲームをブレーク。以降は互いにキープする展開となり、そのまま振り切った。
大坂は今大会1回戦から3戦連続ストレート勝ち。4回戦でアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)、準々決勝でレシア・ツレンコ(ウクライナ)という難敵を下し、男子の錦織圭(日清食品)とともに日本史上初の4大大会男女同時4強を決めていた。決勝では、先に行われた準決勝を勝ち上がった憧れのセリーナと激突する。悲願のグランドスラム制覇まで、あと1勝だ。
【大坂の今大会全成績(カッコ内は世界ランク)】
1回戦 2-0 L.シグムント(146位)
2回戦 2-0 J.グルシュコ(162位)
3回戦 2-0 A.サスノビッチ(33位)
4回戦 2-1 A.サバレンカ(20位)
準々 2-0 L.ツレンコ(36位)
準決 2-0 M.キーズ(14位)
(THE ANSWER編集部)