柔道韓国女子の“顔面張り手”敗退騒動は「故意ではない」 地元メディアが擁護「理解できない判定だ」
中国・杭州で行われているアジア大会の柔道女子48キロ級で、韓国選手が繰り出した“張り手”が物議を醸している。準決勝でイ・ヘギョンはカザフスタンのアビバ・アブジャキノワと対戦し、非スポーツマン行為による反則で3つ目の指導を受け1本負け。畳に30秒以上残り、不満を表した。これについて韓国の各メディアは「故意ではなかった」という伝え方をしている。
柔道女子48キロ級準決勝で韓国選手の手が2度相手の顔に
中国・杭州で行われているアジア大会の柔道女子48キロ級で、韓国選手が繰り出した“張り手”が物議を醸している。準決勝でイ・ヘギョンはカザフスタンのアビバ・アブジャキノワと対戦し、非スポーツマン行為による反則で3つ目の指導を受け1本負け。畳に30秒以上残り、不満を表した。これについて韓国の各メディアは「故意ではなかった」という伝え方をしている。
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問題の準決勝。残り1分30秒というところで、イ・ヘギョンの出した右手がアブジャキノワの顎に入った。時計は止められ、痛がるアブジャキノワ。イ・ヘギョンも手を上げて詫びるゼスチャーを見せた。
その後ゴールデンスコア(延長戦)に突入し、イ・ヘギョンは2つ目の指導を受けた。さらに2分を過ぎたところでイ・ヘギョンの手が再び相手の顔に。アブジャキノワはその場にうずくま利、映像では出血しているようにも見える。およそ1分の中断ののち、非スポーツマン行為でこの試合3つ目の指導が入り一本負け。呆然と畳に居座ったイ・ヘギョンは、審判に礼を促されようやく畳を降りた。
このプレーは中国でも大きく報じられるなど物議を醸しているが、韓国メディア「MKスポーツ」は「故意ではなかった。しかし結果はひっくり返らなかった」との見出しで報道。さらに「残念な結果だというのは誰よりイ・ヘギョンが良く知っていた。頭を振った彼女は涙を見せ、見る人々は胸を痛めた」と現場の模様を伝えている。