フェデラー、衝撃の敗戦理由は会場の空調!? 「パンツも何もかもがずぶ濡れになる」
テニスの全米オープンは3日(日本時間4日)、男子シングルス4回戦を行い、世界ランク2位のロジャー・フェデラー(スイス)が世界ランク55位のジョン・ミルマン(オーストラリア)に6-3、5-7、6-7、6-7で敗戦。グランドスラム通算20勝の王者にとって、50位以下の選手に負けるのは初めての経験だった。試合後は素直に勝者を称えつつ、灼熱だった会場のコンディションに苦言を呈す一幕も。英紙が報じている。
ミルマンを称賛しつつ、会場の空調に苦言も
テニスの全米オープンは3日(日本時間4日)、男子シングルス4回戦を行い、世界ランク2位のロジャー・フェデラー(スイス)が世界ランク55位のジョン・ミルマン(オーストラリア)に6-3、5-7、6-7、6-7で敗戦。グランドスラム通算20勝の王者にとって、50位以下の選手に負けるのは初めての経験だった。試合後は素直に勝者を称えつつ、灼熱だった会場のコンディションに苦言を呈す一幕も。英紙が報じている。
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ミスを連発し格下に苦渋を味わったフェデラー。英紙テレグラフによると、勝者ミルマンをこう称賛している。
「彼の”強さ”が私は好きなんだ。彼を見ているとダビド・フェレールや、かつて自分が尊敬していた選手たちのことを思い出すんだ。ジョンは(暑さにも)うまく対応ができていた。彼はブリスベンという地球でも屈指の蒸し暑い土地の出身だからね」
暑さに負けずに好パフォーマンスを発揮したミルマンを、元世界ランク3位のダビド・フェレール(スペイン)のようだと称えている。
またミルマンもフェデラーからの大金星を振り返った。
「彼がベストとは言い難い日ということもあり、ちょっと申しわけない気持ちも感じているよ。多分多くの人にとってショックな出来事だったと思うけど、これこそがテニスやスポーツの醍醐味なんだ。大番狂わせはいつだって起こるものなんだ。ロジャーは僕のヒーローだよ、彼へのリスペクトは尽きない。僕たちのキャリアは違ったものだけど、この瞬間を噛みしめることにするよ」