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「年間最高KO」から4か月、また炸裂した日本人ボクサーの左 中谷潤人に海外震撼「ビーストだ」

ボクシングのWBO世界スーパーフライ級(52.1キロ以下)王者・中谷潤人(M.T)が18日、東京・有明アリーナで同級6位アルヒ・コルテス(メキシコ)からダウンを3度奪い、3-0の判定勝ちで初防衛を果たした。ダウン奪取した中谷のボディーが炸裂し、会場にけたたましい音が響いたリングサイドからの映像を米興行大手・トップランク社が公開。「ビーストだ」「素晴らしいボディショット!」と海外ファンからも興奮の声が上がっている。

3-0の判定勝ちで初防衛を果たした中谷潤人【写真:荒川祐史】
3-0の判定勝ちで初防衛を果たした中谷潤人【写真:荒川祐史】

18日にコルテスから3度ダウンを奪う完勝

 ボクシングのWBO世界スーパーフライ級(52.1キロ以下)王者・中谷潤人(M.T)が18日、東京・有明アリーナで同級6位アルヒ・コルテス(メキシコ)からダウンを3度奪い、3-0の判定勝ちで初防衛を果たした。ダウン奪取した中谷のボディーが炸裂し、会場にけたたましい音が響いたリングサイドからの映像を米興行大手・トップランク社が公開。「ビーストだ」「素晴らしいボディショット!」と海外ファンからも興奮の声が上がっている。

 タフな相手もたまらない威力だった。5回、中谷の左ボディーがみぞおちへヒット。「バシン!」と会場に大きな音が響き、どよめきが起こる中でコルテスはダウンした。被弾直後はしっかり立っていたものの、時間差でのダメージに後退りしながらキャンバスに膝をついた。

 中谷が奪った3つのダウンシーンをリングサイドからとらえた映像を、トップランク社公式インスタグラムが公開。「これに勝るファースト・ディフェンスはない」と文面に記すと、海外ファンから「将来のP4P(パウンド・フォー・パウンド)キング」「彼は115クラスを一掃する」「素晴らしいボディショット!」「ナカタニはビーストだ」「彼はエストラーダを倒す」「ナイスファイト」などと興奮の声が上がっていた。

 中谷は5月の同級王座決定戦で元WBA同級王者アンドリュー・マロニー(豪州)に12回2分42秒KO勝ち。終了間際の左で一撃で仰向けに卒倒させ、「年間最高KO」の声も上がるほど世界に衝撃を与えていた。あれから約4か月、今回も難敵からダウン3度を奪う完勝で、デビュー26連勝(19KO)とした。敗れた28歳のコルテスは25勝(10KO)4敗2分けとなった。

(THE ANSWER編集部)

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