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強烈KOを予感させる世界王者・中谷潤人の口ぶり 再び海外衝撃のKOへ「防衛の気持ちはない」

ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・中谷潤人(M.T)が16日、18日に東京・有明アリーナで行われる同級6位アルジ・コルテス(メキシコ)との初防衛戦(Amazon プライム・ビデオで生配信)に向け、都内で会見した。5月の前戦では衝撃的なKO勝ちを見せつけた2階級制覇王者。落ち着いた口ぶりは期待感を膨らませた。戦績は25歳の中谷が25勝(19KO)、28歳のコルテスが25勝(10KO)3敗2分け。

この日の会見でコメントする中谷潤人【写真:浜田洋平】
この日の会見でコメントする中谷潤人【写真:浜田洋平】

Amazon プライム・ビデオで生配信

 ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・中谷潤人(M.T)が16日、18日に東京・有明アリーナで行われる同級6位アルジ・コルテス(メキシコ)との初防衛戦(Amazon プライム・ビデオで生配信)に向け、都内で会見した。5月の前戦では衝撃的なKO勝ちを見せつけた2階級制覇王者。落ち着いた口ぶりは期待感を膨らませた。戦績は25歳の中谷が25勝(19KO)、28歳のコルテスが25勝(10KO)3敗2分け。

 多くのボクサーに“鬼門”とされる初防衛戦。しかし、フライ級王座を2度防衛した中谷に「防衛」の意識はない。あるのは目の前の敵を倒すことだけだ。

「防衛という気持ちはないですね。相手にフォーカスしています。しっかり僕のスタイルでやること。そこを見てもらえれば。テーマは丁寧に戦うことに重きを置いている。どう来ても対応できる体づくりをしてきた。相手が好戦的な選手なので、そこで必死になって振り回すとボロ(隙)が出て、良くない場面になる。相手に出させたり、自分から出たり丁寧に行きたい」

 5月の同級王座決定戦で元WBA同級王者アンドリュー・マロニー(豪州)に12回2分42秒KO勝ち。終了間際の一撃で世界に衝撃を与え、聖地ラスベガスで2階級制覇を達成した。海外の評価も高まり、すでに対戦を避ける相手もいるほど。次戦以降は、同級で最も実績のあるWBC王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)との統一戦もターゲットにしている。

 そのエストラーダと昨年9月に対戦したのがコルテスだ。12回判定負けを喫したが、最強王者を苦しめた。この日は「最高のコンディションで来た。必ず勝つ。KOする」と宣言した。会見では中谷の後ろに着席。王者を見た印象については「正直に言うけど、正面からではなく首を見ているところ」と笑いを誘う余裕もあった。

 中谷の減量は残り2キロ強。「体調も順調。あとは体重をつくるだけ。しっかり整えて試合に向かいたい」と語った。減量最終盤にもかかわらず、つらい様子はない。落ち着いた口ぶりから強烈なKO劇を予感させた。

(THE ANSWER編集部)


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