階級最強ボクサー・寺地拳四朗、さすがの発言 難敵ブドラーと2団体防衛戦へ「自然とKOになる」
ボクシングのWBA&WBC世界ライトフライ級2団体統一王者・寺地拳四朗(BMB)が16日、18日に東京・有明アリーナで行われるWBA4位&WBC1位ヘッキー・ブドラー(南アフリカ)との防衛戦(Amazon プライム・ビデオで生配信)に向け、都内で会見した。相手は元2団体統一王者の難敵だが、「自然とKOになる」とイメージした。勝てばWBAは2度目、WBCは3度目の防衛。戦績は31歳の寺地が21勝(13KO)1敗、35歳のブドラーが35勝(11KO)4敗。
Amazon プライム・ビデオで生配信
ボクシングのWBA&WBC世界ライトフライ級2団体統一王者・寺地拳四朗(BMB)が16日、18日に東京・有明アリーナで行われるWBA4位&WBC1位ヘッキー・ブドラー(南アフリカ)との防衛戦(Amazon プライム・ビデオで生配信)に向け、都内で会見した。相手は元2団体統一王者の難敵だが、「自然とKOになる」とイメージした。勝てばWBAは2度目、WBCは3度目の防衛。戦績は31歳の寺地が21勝(13KO)1敗、35歳のブドラーが35勝(11KO)4敗。
階級最強の呼び声が高い寺地は落ち着いていた。2本のベルトを前に堂々と会見。「調整も終わって体重もいけている。あとはゆっくりするだけ。バッチリの状態で明後日は良い勝ち方をしたい」と慣れた様子だ。初対面の相手の印象には「特に何とも思わない。イメージ通りといえばイメージ通り」と明かした。
ブドラーは元WBA世界ミニマム級スーパー王者。2018年5月には田口良一からWBAスーパー&IBF世界ライトフライ級王座を3-0判定勝ちで奪い、2階級制覇を達成した。IBF王座を返上後、同年末には京口紘人に10回終了TKO負けで王座陥落。21年5月の再起戦から3連勝中だ。のらりくらりと自分のペースに引きずり込むスタイルで勝利を重ねてきた。
寺地は「相手のペースに乗らずに自分のペースで攻めていく。そこがポイント。自分のペースで行きたい」とブレない。自身は再起戦から3戦連続KO中だが「KOは続いてるけど、意識はしていない。流れの中でのKO。でも、流れには持っていけているので、それはKOに繋がると思う。全てで上回っているので、自然とKO決着になると思う」とさすがの発言だった。
一方、ブドラーはマスク姿で会見。「力強く調整も順調。寺地選手に機会をいただいて光栄です」と優等生コメント。「厳しい試合にはなると思うけど、いい準備はできているので良い試合にしたい。作戦を練っているし、12ラウンドフルで戦って勝利する考えで戦う」と判定決着を見据えた。