田中将大、5年連続2ケタ到達をファンも続々称賛 「見事だ」「タナカタイムは最高」
ヤンキースの田中将大投手は、1日(日本時間2日)の本拠地タイガース戦に先発。7回1失点6奪三振と好投し、今季10勝目(5敗)を挙げた。女房役のサンチェスは「彼はエクセレントだった」と絶賛すれば、現地のファンからも続々と快投を称える声が上がっている。
田中が快投で10勝目、日本人2人目の快挙達成
米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手は、1日(日本時間2日)の本拠地タイガース戦に先発。7回1失点6奪三振と好投し、今季10勝目(5敗)を挙げた。5年連続2ケタ勝利は黒田博樹氏(2010~14年)以来で、日本人2人目。メジャーデビュー1年目からの達成は日本人初の快挙だ。女房役のサンチェスは「彼はエクセレントだった」と絶賛すれば、現地のファンからも続々と快投を称える声が上がっている。
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最大の見せ場は、1点リードの7回だった。先頭から連打され、無死二、三塁の大ピンチ。だが、ここから崩れないのが凄い。ルーゴを一ゴロでまず1死。右打者マトゥックに対して内角へ88.8マイル(約142.9キロ)のスプリットで空振り三振。続くアドゥチはフルカウントから、低めに鋭く沈む89.3マイル(約143.7キロ)のスプリットを振らせ、連続三振。見事にピンチを切り抜け、ヤンキースファンからはスタンディングオベーションで称えられた。
7回で7安打されるも要所を締めて最少失点に抑え、10勝目を手にした。MLB公式は「タナカは、今季彼が果たせなかったことをやってのけた」と称賛。「降板直前では勝負どころで大きな三振を奪うなど、タナカは7イニングを投げぬき、ヤンキースを2-1の勝利に導いた」とレポートしている。
また同サイトによると、バッテリーを組んでいたゲーリー・サンチェス捕手は「直球の制球がとてもよかった。外角低め、というのが今日のカギだった。彼はエクセレントだったよ」と田中の制球力を称賛している。