侍女子・里綾実、米注目が急上昇 MLB公式サイトも絶賛「世界中の女子選手の象徴」
第8回WBSC女子野球ワールドカップ(フロリダ)は31日(日本時間1日)、決勝で侍ジャパン女子代表が台湾を6-0で破り、6連覇を達成。先発した右腕・里綾実投手(愛知ディオーネ)は5回無失点で3勝目を挙げ、3大会連続MVPを獲得した。MLB公式サイトも「日本人スターは世界最高の女子投手として知られる」と賛辞を送っている。
“カーショー超え”カーブで話題、W杯6連覇に導いた最強エースに大注目
第8回WBSC女子野球ワールドカップ(フロリダ)は31日(日本時間1日)、決勝で侍ジャパン女子代表が台湾を6-0で破り、6連覇を達成。先発した右腕・里綾実投手(愛知ディオーネ)は5回無失点で3勝目を挙げ、3大会連続MVPを獲得した。回転数がカーショー(ドジャース)を上回るという“魔球カーブ”をWBSCも動画付きで公開するなど一躍、注目の的に。MLB公式サイトも「日本人スターは世界最高の女子投手として知られる」と賛辞を送っている。
マドンナジャパンが誇る最強エースにMLBも注目を寄せた。里は5回6安打無失点と好投。なかでも、光ったのは“魔球”のような絶品のカーブだ。
WBSCはスピンの効いた変化量の大きい変化球で空振りを奪ったシーンを公式ツイッターに動画付きで公開。米メディアはカーブの名手として知られるMLB最強左腕カーショーの平均回転数毎分2373回を上回り、2583回を記録したことを伝えており、メジャー顔負けの勝負球が話題を呼んだ。
大会3勝を挙げ、3大会連続MVPを獲得した右腕。MLB公式サイトも「サトが女子W杯3度目のMVPに」と見出しを打って特集している。「日本人スターは世界最高の女子投手として知られる」と賛辞を述べた上で、決勝の快投について「サトは世界最高の女子投手としての成熟ぶりを再び発揮して、圧倒的なパフォーマンスを披露した」と評価している。