鈴木愛が-6首位発進 北海道連戦でも一時帰京でトレーニング「イヤイヤ行っていたことも今は…」
女子ゴルフの国内ツアー・ゴルフ5レディスが1日、北海道・ゴルフ5カントリー美唄C(6472ヤード、パー72)で開幕。鈴木愛(セールスフォース)が7バーディー、1ボギーの66で回り、6アンダーで単独首位発進した。前週から北海道での連戦にもかかわらず、あえて一旦帰京してUターンすることを選択。「今まででは考えられなかった」と告白した。2打差の2位には小祝さくら、3打差の3位に櫻井心那(ともにニトリ)がつけている。
ゴルフ5レディス初日
女子ゴルフの国内ツアー・ゴルフ5レディスが1日、北海道・ゴルフ5カントリー美唄C(6472ヤード、パー72)で開幕。鈴木愛(セールスフォース)が7バーディー、1ボギーの66で回り、6アンダーで単独首位発進した。前週から北海道での連戦にもかかわらず、あえて一旦帰京してUターンすることを選択。「今まででは考えられなかった」と告白した。2打差の2位には小祝さくら、3打差の3位に櫻井心那(ともにニトリ)がつけている。
雨に加え、横風も吹くタフなコンディション。スコアを伸ばし切れない選手が多い中、鈴木は快調にラウンドした。出だしの1番でバーディー発進すると、3、5番もバーディー。後半はショットが冴えて13番から4連続バーディーで抜け出した。17番で1つ落としたが堂々の単独首位。笑顔のラウンドだった。
前週のニトリレディスに続く北海道シリーズの連戦。残留組もいる中、鈴木はあえて一度帰京した。「北海道の連戦で、残っていたほうが身体的には楽だけど、それよりも疲れがあったので、トレーニングをしてトレーナーさんにマッサージもしてほしかった。身体の調整ができたし、トレーニングもできてよかった。前なら帰らなかったので、そういう意味では成長しているのかな」と笑った。
自身でも「トレーニングは嫌いだった」と公言するほど。それでも「今は少しでもやれることをやろうと。イヤイヤながら行っていたトレーニングも、今は自ら行くようになりました。毎週週初めに行っていたのは、今までなら考えられなかった」と意識が変わった。これまでなら疲労が溜まると、ショットやパットのバランスを崩していたというが「今は下半身がどっしりした感じもする」という。
「今日みたいなショットができれば、いいプレーができる。パットの調子の波があって、良い時はいいんだけど、悪い時はしっくりこない時があった。今日は久しぶりにいいパットが多く打てた日だったので、明日もこういうパットが打てれば」と話す表情は明るい。8月の北海道meijiカップに続く今季2勝目に向けて、絶好のスタートを切った。
(THE ANSWER編集部)