CY賞候補のボールは浮き上がる!? 最速更新160キロに「今夜のデグロムは凄い」の声
米大リーグ、メッツのサイ・ヤング賞候補が自己最速を更新する99.7マイル(約160.4キロ)の“火の玉ストレート”を投じ、話題を呼んでいる。MLBが公式ツイッターに動画付きで速報。ファンの度肝を抜いている。
メッツのデグロムがカブス戦で自己最速の160.4キロマーク
米大リーグ、メッツのサイ・ヤング賞候補が自己最速を更新する99.7マイル(約160.4キロ)の“火の玉ストレート”を投じ、話題を呼んでいる。MLBが公式ツイッターに動画付きで速報。ファンの度肝を抜いている。
メッツが誇る剛腕、ジェイコブ・デグロム投手は立ち上がりからエンジン全開だった。28日(日本時間29日)のカブス戦。初回の2死二塁で打席には4番のハビアー・バエズを迎えたところで、圧巻の投球を披露した。99.1マイル(約159.4キロ)99.2マイル(約159.6キロ)とファストボール2球で追い込むと、最後はど真ん中に99.7マイルの剛速球。コースは甘かったが、関係ない。バエズのバットはボールの下を通って行った。
18日の登板では108球目に、今季最速の99.1マイルを計測していたデグロム。この日は自己最速をマークした。MLBは「99.1マイル、99.2マイル、99.7マイル。ジェイコブ・デグロムが彼のキャリアの中で最も速い球を投げた」とつづり、バエズとの初回の対戦にフォーカス。動画を見ると、浮き上がるような軌道で捕手のミットに吸い込まれているのがわかる。
誰が見てもすさまじいファストボールにファンからも称賛が続々。「僕ならサイヤング賞に選ぶ」「2018年はこの男だ」「純粋に熱い」「何だよこれ…」「彼は毎回良くなっている」などとコメントがつけられていた。
またMLBデータ解析システム「スタットキャスト」も公式ツイッターで紹介。「今夜のデグロムはすごい。メッツのエースはカブスのハビアー・バエズを99.7マイルの速球で三振に仕留めた。彼のキャリアの中でも最も速い球だ」と驚愕している。
この試合前まで防御率はリーグ唯一の1点台となる1.71を誇るデグロム。現在7回まで投げて1失点と熱投を続けている。
(THE ANSWER編集部)