ブダペスト世界陸上

　ブダペスト世界陸上は26日、女子マラソンが行われた。スタート直後、初出場の24歳・加世田梨花（ダイハツ）が先頭に。世界の猛者を引き連れて走る展開に、X（旧ツイッター）上では「強気でかっこいい」「一人逃げだ！」と陸上ファンの注目が集まった。

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　スタート直後、スローペースで始まったレース。1分あたりから先頭に飛び出したのが加世田だった。その後ろに、世界から集まったランナーがついてくるという構図になった。

　X上では「強気でかっこいい」「一人逃げだ！」「ここで前に出られるの鋼の心臓すぎる」「他がついてこないなら逃げちゃえ！」「目立ってるw」などと反響が集まっていた。

　加世田は、自身2度目のマラソンとなった昨年9月のベルリンマラソンで2時間21分55秒をマーク。日本代表入りし、今年5月の1万メートル日本選手権でも優勝した。6月には5000メートルで田中希実（New Balance）に次ぐ日本選手権2位。トラックでスピード強化し、マラソンに繋げてきた。マラソングランドチャンピオンシップ（MGC）出場権も獲得済み。ここまで松田瑞生とアルバカーキで合宿してきた。