後輩が外した優勝パットに崩れ落ちる藤田さいきが話題 最後は熱いハグ「もらい泣きしました」
女子ゴルフの国内ツアー・CATレディースは20日に神奈川・大箱根CC(6638ヤード、パー72)で最終ラウンドが行われ、首位タイで出たプロ8年目の26歳・蛭田みな美(ユアサ商事)のツアー初優勝で幕を閉じた。通算13アンダーで並んだ西郷真央(島津製作所)とのプレーオフ(PO)を制し、涙とともにつかんだ初の栄冠となったが、それを祈るように見守り続けたベテランゴルファーの姿を日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)公式インスタグラムが公開。「後輩想いの伝わる映像」「優しさに涙」など反響を呼んでいる。
CATレディースで話題
女子ゴルフの国内ツアー・CATレディースは20日に神奈川・大箱根CC(6638ヤード、パー72)で最終ラウンドが行われ、首位タイで出たプロ8年目の26歳・蛭田みな美(ユアサ商事)のツアー初優勝で幕を閉じた。通算13アンダーで並んだ西郷真央(島津製作所)とのプレーオフ(PO)を制し、涙とともにつかんだ初の栄冠となったが、それを祈るように見守り続けたベテランゴルファーの姿を日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)公式インスタグラムが公開。「後輩想いの伝わる映像」「優しさに涙」など反響を呼んでいる。
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最終18番ホール、グリーン横で両手を握りしめながら37歳のベテラン・藤田さいき(JBS)が祈るように見守る。視線の先で1打差リードの蛭田が、入れれば初優勝のパーパットを外してしまう。その瞬間、見守っていた藤田は思わず崩れ落ちてしまった。
しかしその後に行われたプレーオフの末に初Vが決まると、今度はグリーン脇のベンチに座って見守っていた藤田は何度も拍手。そして蛭田と熱い抱擁を交わして涙した。
JLPGA公式インスタグラムが「蛭田みな美の優勝を見届け感極まる藤田さいき」とつづり、18番ホールからプレーオフにかけた藤田の姿をまとめた動画を公開すると、ファンからは「さいきさんの後輩想いの伝わる映像です。素敵な先輩でありライバルですね」「人間味溢れる藤田さいきプロは、jlpgaには欠かせない存在です」「藤田さいきプロは心暖かい涙に、本当に感動しました」「最高の泪にもらい泣きしました」「ここまで1プレー1プレーに心から一喜一憂出来る関係性素敵過ぎます」「藤田プロの優しさに涙です」などの声が上がった。
藤田にとって、蛭田は可愛い“妹分”。自身のインスタグラムでも「ほぼ毎週練習ラウンドを一緒にしてくれている妹分(笑)のヒルタミ(蛭田みな美プロ)が見事に初優勝 本当におめでとう!」と祝福メッセージを送っていた。
(THE ANSWER編集部)