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イチロー4000安打の瞬間、同じ場にいた2人の日本人選手 10年経過で再注目「めっちゃ嬉しそう」

日米通算4367安打を残したイチロー氏(現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)は、2013年8月21日(日本時間22日)に、日米通算4000安打という前人未到の節目に到達した。ちょうど10年が経過するこの日、MLBが当時の映像を改めて公開。同じグラウンドにいた2人の日本人にも注目が集まっている。

2013年8月21日(日本時間22日)に通算4000安打を達成したイチロー【写真:Getty Images】
2013年8月21日(日本時間22日)に通算4000安打を達成したイチロー【写真:Getty Images】

イチロー氏はヤンキース時代の2013年8月21日に日米通算4000安打

 日米通算4367安打を残したイチロー氏(現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)は、2013年8月21日(日本時間22日)に、日米通算4000安打という前人未到の節目に到達した。ちょうど10年が経過するこの日、MLBが当時の映像を改めて公開。同じグラウンドにいた2人の日本人にも注目が集まっている。

 当時イチロー氏はヤンキースに在籍しており、21日にヤンキースタジアムで行われたブルージェイズ戦には「2番・右翼」で出場。初回の打席で先発のRA・ディッキーから左前打で達成した。

 この場面を、同じグラウンドレベルで見守った日本人選手が2人いた。1人はヤンキースのベンチにいた黒田博樹投手で、もう一人は、ブルージェイズの「9番・二塁」で先発出場した川崎宗則内野手だ。

 打球が左前にゴロで抜けると、黒田らヤンキースナインが一塁に集まり次々にイチロー氏とハグ。その後イチロー氏はヘルメットをとり、深々とスタンドに向けて頭を下げた。これにグラブを取って拍手を送ったのが、イチロー氏を師とあおぐ川崎だ。

 MLBが歴史的偉業を振り返る「MLB ボールト」が公式X(旧ツイッター)に公開した当時の動画には、彼らの姿もしっかり収められている。日本のファンからは「もう10年経ったのか~」「川崎がいたっていうタイミングも凄いよなぁ」「川崎宗則が居て満面の笑顔なのがたまらない」「ムネリンめっちゃ嬉しそう」と、川崎の何物にも代えがたい笑顔へのコメントが多数。また米国のファンからは「彼がヤンキースにいたこと忘れていた」「この選手はとても凄かった。彼は何でもできた。彼がいなくなってさみしい」とイチロー氏への賛辞が寄せられていた。

(THE ANSWER編集部)

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