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女子100mで3連覇逃した36歳フレイザープライスに海外称賛 若き新女王に潔く「品格ある振る舞い」【世界陸上】

ブダペスト世界陸上は21日(日本時間22日)、女子100メートル決勝が行われ、シャカリ・リチャードソン(米国)が大会新記録の10秒65(向かい風0.2メートル)で金メダルを獲得した。シェリカ・ジャクソン(ジャマイカ)が10秒72で銀メダル、3連覇を狙ったシェリーアン・フレイザープライス(ジャマイカ)が10秒77で銅メダルとなった。レース後は23歳と36歳の新旧女王が健闘を称え合い、海外で感動が広がった。

女子100メートル決勝で銅メダルを獲得し国旗を掲げるシェリーアン・フレイザープライス【写真:Getty Images】
女子100メートル決勝で銅メダルを獲得し国旗を掲げるシェリーアン・フレイザープライス【写真:Getty Images】

ブダペスト世界陸上

 ブダペスト世界陸上は21日(日本時間22日)、女子100メートル決勝が行われ、シャカリ・リチャードソン(米国)が大会新記録の10秒65(向かい風0.2メートル)で金メダルを獲得した。シェリカ・ジャクソン(ジャマイカ)が10秒72で銀メダル、3連覇を狙ったシェリーアン・フレイザープライス(ジャマイカ)が10秒77で銅メダルとなった。レース後は23歳と36歳の新旧女王が健闘を称え合い、海外で感動が広がった。


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 レースはフレイザープライスが持ち前のスタートで飛び出したが、中盤以降は内からジャクソン、外からリチャードソンが迫る。ラスト10メートルは内外離れたジャクソンとリチャードソンの接戦となったが、9レーンのリチャードソンが0秒07競り勝った。電光掲示板で金メダルを確認したリチャードソンは歓喜を爆発させ、世界最速女王の称号を噛みしめた。

 対照的にフレイザープライスは3連覇ならず。しかし、リチャードソンと互いに母国の国旗を背中にかけ、健闘を称え合った。23歳と36歳。ひと回り以上年齢は違うが、新旧女王はリスペクトを忘れない。その模様を世界陸連公式X(旧ツイッター)は「勝って謙虚、負けて潔し」という2人への称賛メッセージとともに写真で公開した。すると、海外ファンからも続々と拍手が寄せられた。

 返信欄では「シャカリはいつもライバルたちに敬意を持っている」「素晴らしい写真ね」「この写真大好き」「リスペクトだ」という声の一方で「シェリーは品格のある振る舞いね」「シェリーは36歳で未だにメダル獲得してるなんて……」「シェリーはいつも一流だよね」と常に明るく振る舞い、他者に対しても優しいトップスプリンターへの反響も相次いだ。

(THE ANSWER編集部)

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