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110m障害・泉谷駿介、日本人初の決勝進出! 準決13秒16組1着&全体3番手で堂々着順決め、日本記録保持者が快挙【世界陸上】

ブダペスト世界陸上は21日(日本時間22日)、男子110メートル障害準決勝が行われ、3大会連続3度目出場となった日本記録保持者・泉谷駿介(住友電工)は13秒16(向かい風0.2メートル)の1組1着で男女通じ、五輪を含めて日本人史上初の同種目決勝進出を決めた。8人で争う決勝は21日午後9時40分(同22日午前4時40分)に行われる。

世界陸上・男子110メートル障害準決勝1組1着でゴールする泉谷駿介【写真:奥井隆史】
世界陸上・男子110メートル障害準決勝1組1着でゴールする泉谷駿介【写真:奥井隆史】

ブダペスト世界陸上

 ブダペスト世界陸上は21日(日本時間22日)、男子110メートル障害準決勝が行われ、3大会連続3度目出場となった日本記録保持者・泉谷駿介(住友電工)は13秒16(向かい風0.2メートル)の1組1着で男女通じ、五輪を含めて日本人史上初の同種目決勝進出を決めた。8人で争う決勝は21日午後9時40分(同22日午前4時40分)に行われる。

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 レースは他選手のフライング失格があり、2度目の号砲でスタート。抜群のスタートで1台目に入ると、隣のダニエル・ロバーツ(米国)と競り合いながらハードルを越えていく。そして、最後の10台目を跳び、わずかに0秒03競り勝って先頭でゴールに飛び込んだ。各組2着+2人に与えられるファイナル切符を一番乗りで決め、決勝進出の快挙を成し遂げた。

 2021年東京五輪では日本勢57年ぶりとなる準決勝進出。昨年7月のオレゴン世界陸上も準決勝までたどり着いたが、海外勢に体格差を突きつけられた。今年6月の日本選手権は13秒04(向かい風0.9メートル)で3連覇。東京五輪金メダル選手と同タイムを叩き出し、自身の持つ日本記録を0秒02更新した。

 その後は世界最高峰のダイヤモンドリーグ・ローザンヌ大会で初優勝。全種目通じて日本男子初の快挙だった。同ロンドン大会では13秒06の好タイムで2位に。今大会は20日の予選を組2着で2大会連続予選突破していた。

 横地大雅(TeamSSP)は予選で14秒39の組8着だったが、隣りの選手が転倒した影響を受け、救済措置で準決勝に進出。14秒93(向かい風0.2メートル)の2組9着で敗退した。2大会ぶり3度目出場の高山峻野(ゼンリン)も13秒34(向かい風0.1メートル)の3組5着で敗退した。

(THE ANSWER編集部)


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