ブダペスト世界陸上、その後に救済措置での準決勝進出と発表

　ブダペスト世界陸上は20日、男子110メートル障害予選が行われた。日本の横地大雅が予選3組に登場。終盤、先行する隣の選手が転倒し、横地のレーンにも体を入れてしまったため失速。14秒39の組8着となった。

　横地は他の選手に先行を許す中、後半の追い上げへスピードを上げる。しかし、隣のレーンを走っていたブラッドベル（ジャマイカ）が最後から2つ目のハードルで転倒。足が横地のレーンに入り込むように倒れたことで、横地は最後のハードルを飛び越える前に失速してしまった。走路をふさがれる形になってしまい、14秒39に終わった。

　X（旧ツイッター）上の日本ファンは「ちょっと不運だったな」「かわいそう…」「救済ある？」「煽り食らっちゃったな」などと無念の投稿をしていた。

　不運に見舞われた横地だったがその後、救済措置で準決勝進出が決まったと発表された。