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世界ランク1915位、カリブ海の小国ベリーズから世界で駆けた特別な10秒95「全ての瞬間が栄誉だ」【世界陸上】

ブダペスト世界陸上が19日、ハンガリーの同地で開幕した。男子100メートル予選では、世界ランキング1915位のブランドン・ジョーンズが、中米の小国ベリーズの代表として出場した。米国で生まれ、父親がベリーズ出身。10秒95の5組7着で予選敗退となったが、「全ての瞬間が貴重で、素晴らしい栄誉だ」と胸に記された父の母国の名前を誇らしげに示した。

男子100メートル予選を駆け抜けるブランドン・ジョーンズ【写真:ロイター】
男子100メートル予選を駆け抜けるブランドン・ジョーンズ【写真:ロイター】

ブダペスト世界陸上

 ブダペスト世界陸上が19日、ハンガリーの同地で開幕した。男子100メートル予選では、世界ランキング1915位のブランドン・ジョーンズが、中米の小国ベリーズの代表として出場した。米国で生まれ、父親がベリーズ出身。10秒95の5組7着で予選敗退となったが、「全ての瞬間が貴重で、素晴らしい栄誉だ」と胸に記された父の母国の名前を誇らしげに示した。

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 世界ランキング3位の前回王者フレッド・カーリー(米国)を筆頭に、ランキング2桁台の選手が並んだ予選5組の出走リスト。1人だけ「1915」と4桁の数字が記されたのがジョーンズだった。自己ベストは10秒49。フライングで失格者が出る中、同組最下位の7着となったが、最後まで懸命に脚を回し、11秒足らずの世界の舞台を駆け抜けた。レース後は晴れやかな表情で取材に応じた。

 米バージニア州生まれの36歳。父がベリーズ人、母が米国人だ。父親の母国を代表することについて尋ねると「最高だね。一瞬も後悔したことがないよ。2012年から父の母国の代表を務めている。全ての瞬間が貴重で、素晴らしい栄誉だ。できる限り続けたいね」と誇らしげに汗を拭った。

 現在も米国在住だが、ユカタン半島の付け根に位置するベリーズには頻繁に足を運んでいる。人口40万人で日本の四国とほぼ同じ面積の小国。サンゴ礁に恵まれ、お気に入りはカリブ海に浮かぶ島嶼部といい、「大好きで、行くときはいつもそこに滞在するんだ」と白い歯をのぞかせた。

 2016年のリオ五輪では200メートルで出場。ベリーズの旗手も務めた。スプリント競技だけではなく、走幅跳や三段跳でも活躍。2016年に記録した三段跳の16メートル22は現在もベリーズ記録だ。交通事故で右脚を負傷していたが、今大会で復活。次の目標は「また五輪に出ること。トライし続けるよ」と2024年のパリを見据えた。

(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro-Muku)





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