長距離大国ケニアから100m9秒97全体4位で予選通過 米記者V期待「もう米国VSジャマイカじゃない」【世界陸上】
ブダペスト世界陸上は19日(日本時間20日)、男子100メートル予選2組でアフリカ記録保持者ファーディナンド・オムルワ(ケニア)が全体4位となる9秒97(向かい風0.6メートル)の好タイムで準決勝進出を決めた。
ブダペスト世界陸上
ブダペスト世界陸上は19日(日本時間20日)、男子100メートル予選2組でアフリカ記録保持者ファーディナンド・オムルワ(ケニア)が全体4位となる9秒97(向かい風0.6メートル)の好タイムで準決勝進出を決めた。
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抜群のスタートから飛び出し、9秒95で1着となったノア・ライルズ(米国)と並んで2着でゴールを駆け抜けた。米専門メディア「CITIUS MAG」のアナリストのケイトリン・ハッチンソン氏がX(旧ツイッター)で公開したレース後のインタビューによると、アフリカ記録9秒77を持つ27歳は金メダルの可能性を問われ、「タイムは良い。明日、夢が実現するか見てみよう。楽しみだ」と自信をのぞかせた。
明るく振る舞うオムルワに、ハッチンソン氏が「いつも笑顔だよね」と問われると「ハッピーでいようぜ。人生は一度だ」と言い放った。そして、「明日、表彰台に上がることが意味するものとは」との問いには「ケニアとアフリカの子どもたちのためにモチベーションは十分だ。歴史に名を残したい」と豪語した。
ハッチソン氏も自身の投稿で「ファーディナンド・オムルワは100メートルでの金メダル獲得の夢は掴めるところにあると言う! みんな、スプリントはもう米国VSジャマイカじゃない」とつづり、期待をかけた。
(THE ANSWER編集部)