大谷翔平の「票を奪っても驚かないで」 確実視されるMVP投票の“満票阻止”選手を米メディア指摘
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、敵地レンジャーズ戦に「2番・DH」で出場。初回の第1打席で打球速度109.1マイル(約175.58キロ)、飛距離437フィート(約133.2メートル)の42号ソロ弾を含む4打数3安打1打点の活躍で、チームも2-0の勝利を飾った。本塁打王争いで独走し、早くも今季MVPも確実視される中で、米メディアは大谷の“満票”を阻止する可能性がある選手の名前を挙げ「オオタニのMVP得票数を少し奪っても驚かないでほしい」と報じている。
テキサス州地元局が可能性に言及
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、敵地レンジャーズ戦に「2番・DH」で出場。初回の第1打席で打球速度109.1マイル(約175.58キロ)、飛距離437フィート(約133.2メートル)の42号ソロ弾を含む4打数3安打1打点の活躍で、チームも2-0の勝利を飾った。本塁打王争いで独走し、早くも今季MVPも確実視される中で、米メディアは大谷の“満票”を阻止する可能性がある選手の名前を挙げ「オオタニのMVP得票数を少し奪っても驚かないでほしい」と報じている。
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今季も投打二刀流として活躍を続けている大谷。本塁打王争いでは32本で2位のルイス・ロベルトJr.(ホワイトソックス)に10本差をつける独走状態で、ア・リーグのMVP争いは大谷の受賞が確実視される。
対抗馬すらいないとも言われるが、米テキサス州地元局「KCEN-TV」は「ショウヘイ・オオタニの圧倒的活躍があってもなお、レンジャーズの遊撃手コーリー・シーガーはア・リーグMVP得票に値する」との見出しで、今季からレンジャーズでプレーしているシーガーに注目。本文では「ア・リーグMVPの議論のほとんどがショウヘイ・オオタニについてだが、シーガーはオオタニの受賞を阻むことが出来る選手だろうか?」と記した。
記事内では、ポッドキャスト番組「ロックド・オン・レンジャーズ」のブライス・パテリック氏が「この男が健康であれば、アーロン・ジャッジや全盛期のアレックス・ロドリゲス級のシーズンを過ごしたと思う」と語ったことを紹介。今季のシーガーは今季2度も故障者リスト入りした影響で、まだ規定打席には達していない。それでも16日(同17日)時点での打率は.348で“隠れ首位打者”。22本塁打、73打点、OPS1.072。レンジャーズのア・リーグ西地区首位に大きく貢献しており、普通ならMVPの声がかかって申し分ない成績だ。
とはいえ、記事では「シーガーがMVP争いでオオタニに勝つか? それはないだろう。オオタニは投打で信じられないような選手であり、少なくとも50本塁打を放つペースで、もしかしたら60本にも届くかもしれない」とし、大谷のMVP受賞を脅かすことはないと指摘。それでも「しかしシーガーが終盤戦で躍動し、オオタニのMVP得票数を少し奪っても驚かないでほしい」と“一角崩し”の可能性に言及している。
(THE ANSWER編集部)