井上大仁、“強引スパート”の2位選手が不満げ「押されてなければ私が勝っていた」
余裕なかったエルアバシ、実力通りに力走した井上
記事ではレースがスタジアムにまでもつれ込む接戦となったことを伝えた上で、接触のシーンについて「日本人選手が僅かなリードを取ったように見えた瞬間、エルアバシがインコースから井上を追い抜こうとした場面で2人の選手が接触し、エルアバシがバランスを崩して、転倒しそうになった」と伝え、その瞬間の画像とともに報じている。
また、エルアバシのコメントも紹介している。「井上は私を押した、そうでなければ私が勝っていた」と主張したといい、コーチのキロンソ氏は「エルアバシが井上を追い抜く場面で彼はエルアバシを押した、そのせいで転倒しそうになった」とのコメントを伝えている。
死力を尽くした戦いでエルアバシも周りを見る余裕がなかったのかもしれないが、V本命の実力通りに力走した井上の日本勢32年ぶりの金メダルが輝かしい快挙であることは変わらない。
(THE ANSWER編集部)