藤浪晋太郎に女房役「打者は君と対戦したくない」 3連続ボール→立ち直らせたマウンドでの一言
米大リーグ・オリオールズの藤浪晋太郎投手は13日、敵地マリナーズ戦の延長10回に登板。打者3人と対戦して無安打無失点、1奪三振に抑えて初セーブをマークした。先頭打者にボール3つが先行したが、捕手のジェームズ・マッキャンがマウンドで声をかけた後に立ち直った。米記者は、マッキャンが藤浪と交わしていた会話について報じている。
マッキャンがマウンドでの藤浪とのやり取りを語る
米大リーグ・オリオールズの藤浪晋太郎投手は13日、敵地マリナーズ戦の延長10回に登板。打者3人と対戦して無安打無失点、1奪三振に抑えて初セーブをマークした。先頭打者にボール3つが先行したが、捕手のジェームズ・マッキャンがマウンドで声をかけた後に立ち直った。米記者は、マッキャンが藤浪と交わしていた会話について報じている。
2点リードの延長10回。走者二塁から始まるタイブレークの状況で藤浪が登板。先頭のムーアに対して3球連続ボールとストライクが入らない。ここで捕手マッキャンがマウンドへ。コミュニケーションを取った。その後、藤浪は100マイルを超える速球を3連発。ムーアを空振り三振に仕留めると、暴投1つがありながらも後続を左飛、遊ゴロに仕留めて初セーブを記録した。
マッキャンは藤浪とマウンドで何を話したのか。メリーランド州地元紙「ボルティモア・サン」のオリオールズ番ネイサン・ルイーズ記者は、自身のX(旧ツイッター)で本人のコメントを紹介している。
投稿によると、マッキャンは「僕はただ、えげつない球を持っていることを彼に思い出させただけさ。満タンにしただけだ。僕は言ったんだ、『あの打者たちは君と対戦したくない。君がストライクを投げれば、僕たちはこれを抜け出せる』ってね」と語ったという。
藤浪はこの試合を終えて44試合の登板で5勝8敗1セーブ、防御率7.99となっている。
(THE ANSWER編集部)