ロドリゲスは「心労で入院するほど強敵だった」 井上尚弥の259秒勝利から4年、大橋会長が復活を祝福
ボクシングのIBF世界バンタム級王座決定戦12回戦が12日(日本時間13日)、米メリーランド州で行われ、元王者で同級2位エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)が同級3位メルビン・ロペス(ニカラグア)に3-0の判定勝ちを収めた。最終12回残り50秒から3度ダウンを奪う超猛攻で王座に返り咲き。前同級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)に敗れてから4年以上の歳月を擁した。この勝利に、井上が所属するジムの大橋秀行会長は当時の思い出を回顧しながら、祝福のコメントを寄せている。
井上に敗れてから4年3か月、再び王座に
ボクシングのIBF世界バンタム級王座決定戦12回戦が12日(日本時間13日)、米メリーランド州で行われ、元王者で同級2位エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)が同級3位メルビン・ロペス(ニカラグア)に3-0の判定勝ちを収めた。最終12回残り50秒から3度ダウンを奪う超猛攻で王座に返り咲き。前同級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)に敗れてから4年以上の歳月を擁した。この勝利に、井上が所属するジムの大橋秀行会長は当時の思い出を回顧しながら、祝福のコメントを寄せている。
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ロドリゲスの猛攻が実った。中盤には右目上が大きく腫れる場面も見られたが、的確に右を当てながらポイント奪って最終12回へ。残り50秒から左ボディーで1度目のダウンを奪うと、再開直後に顔面への連打で2度目のダウン。さらに残り10秒を切っても仕留めにかかり、3度目のダウンを奪って決着をつけた。
この勝利に、大橋会長は自身のインスタグラムに「エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ) やはりチャンピオンに返り咲きました おめでとうございます」と祝福コメントを記し、井上とロドリゲスが“フェイストゥフェイス”した写真を公開した。
当時IBF王者だったロドリゲスは2019年5月、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)準決勝として対戦した井上に2回1分19秒でTKO負けして王座から陥落。終わってみれば井上の圧勝劇だったが、大橋会長は「グラスゴーで行われた井上尚弥VSエマヌエル・ロドリゲスの試合前に自分が心労で入院するほど強敵でした」と明かした。
これには日本人ファンからも「会長、体調には気をつけてくださいね」「井上戦以降不運続きでしたからね。実力者が相応しい地位に戻って良かったです」「尚弥さんに負けたからと言って弱いわけではないと言うこと ロドリゲスしかりフルトンもそう」「大橋会長…強い相手と戦わせるのも大変ですね」となど、ロドリゲスへの称賛や大橋会長を労う声が寄せられている。
(THE ANSWER編集部)