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井上尚弥に敗れたフルトンは「すぐに王者になれる」 32戦31勝王者が“新階級”での戴冠に太鼓判

ボクシングの前WBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)が、別の階級ですぐに王者になれることを現役王者が主張した。7月25日に井上尚弥(大橋)に8回TKO負け。32戦無敗の現役世界王者は「彼が望むことは全て達成できるだろう」と、フルトンの新階級での王座奪取に太鼓判を押している。米専門メディアが伝えている。

井上尚弥に敗れたスティーブン・フルトン【写真:荒川祐史】
井上尚弥に敗れたスティーブン・フルトン【写真:荒川祐史】

米専門メディアが伝える

 ボクシングの前WBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)が、別の階級ですぐに王者になれることを現役王者が主張した。7月25日に井上尚弥(大橋)に8回TKO負け。32戦31勝(28KO)1無効試合の現役世界王者は「彼が望むことは全て達成できるだろう」と、フルトンの新階級での王座奪取に太鼓判を押している。米専門メディアが伝えている。


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 米専門メディア「ボクシングシーン.com」は「ジャロン・エニスはフルトンが126ポンド(フェザー級)でもすぐに再びチャンピオンになると信じている」との見出しでIBF世界ウェルター級暫定王者エニス(米国)の発言を報道。記事内では「2人の対戦が決定する前に、フルトンは122ポンド(スーパーバンタム級)で戦う日々はほぼ終わったとほのめかしていた。それでもイノウエとの対戦は、フルトンにとって絶対に無視できない挑戦だった」とフルトン側の思惑を記している。

 その上で「現段階ではフルトンにとってスーパーバンタム級での限界突破は目に余る。しかし、階級を上げるどうかは公式には明らかにはしていないが、エニスはそれが彼のキャリアにとって最善であると確信している」と説明。さらに「フルトンには新しい階級で追い求められる新たな挑戦と目標があるだろう。しかしエニスは、彼は彼自身が望むことを全て達成できると確信している」とフェザー級での王座奪取に太鼓判を押しているという。

 エニスは試合後に「フルトンは未だなおビーストだ。誰が何と言おうと関係ない! 彼は多くの人がやらないことをやったんだ」とツイート。「フルトンは勇敢で、今までより逞しくなって帰ってくるだろう。彼が126ポンド(フェザー級)で王者になった時に掌返すなよ」と続けていた。

(THE ANSWER編集部)



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