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村田諒太、10月20日に2度目の防衛戦決定と米報道 相手は結局、同級2位のブラントに

ボクシングWBAミドル級王者・村田諒太(帝拳)の2度目の防衛戦の相手が同級2位のロブ・ブラント(米国)に決まった。10月20日に米ラスベガスで行われる。米メディアが報じている。

ボクシングWBAミドル級王者・村田諒太【写真:Getty Images】
ボクシングWBAミドル級王者・村田諒太【写真:Getty Images】

米ESPNが2度目の防衛戦の相手が、同級2位のブラントに決定したと報道

 ボクシングWBAミドル級王者・村田諒太(帝拳)の2度目の防衛戦の相手が同級2位のロブ・ブラント(米国)に決まった。10月20日に米ラスベガスで行われる。米メディアが報じている。

 試合を中継するESPNによると「世界ミドル級王者のリョウタ・ムラタが10月20日にロブ・ブラントとラスベガスで対戦することが決まった」と報じている。

 一度は流れかけた試合が結局は実現することになりそうだ。WBAは村田にブラントとの対戦指令を出し、指名試合の興行権はブラント側が落札。しかし、村田陣営が難色を示し、王座を剥奪されてでも、対戦を回避する見通しであることが伝えられていた。

「数日前までこの戦いは行われない方向で進んでいた。(ブラントの)プロモーターのグレッグ・コーエンが20万2114ドル(約2240万円)での入札に成功、WBAの珍しいルールによってブラントがファイトマネーの50%を受け取る事を決めたため、村田サイドはこれが適用される場合ベルトを諦める覚悟も見せていた」

 記事では経緯をこう伝えている。

 27歳のブラントは23勝(16KO)1敗。退屈な試合内容から米国でも不人気。評価も決して高くはないが、初防衛戦で勝利した同10位エマヌエーレ・ブランダムラ(イタリア)よりは格上の相手。それでも上を目指す村田にとって、きっちりと勝利を収めて将来のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)とサウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)戦(9月15日)の勝者との対戦へつなげたいところだ。

(THE ANSWER編集部)


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