「日本サッカーは男女で脱亜入欧」 8強なでしこを中国メディアまで称賛「多種多様な戦術だ」
サッカーのFIFA女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会は5日、決勝トーナメント1回戦が行われ、日本がノルウェーに3-1で勝利し、準々決勝に進出した。1次リーグから4戦全勝で快進撃を続けるなでしこジャパン。同じアジアの中国メディアは「日本サッカーは脱亜入欧」などと躍進を称賛している。
なでしこに中国メディアも注目
サッカーのFIFA女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会は5日、決勝トーナメント1回戦が行われ、日本がノルウェーに3-1で勝利し、準々決勝に進出した。1次リーグから4戦全勝で快進撃を続けるなでしこジャパン。同じアジアの中国メディアは「日本サッカーは脱亜入欧」などと躍進を称賛している。
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「日本の女子サッカーは男子サッカーと同様、すでに『脱亜入欧』」。こんな見出しでなでしこジャパンの奮闘を報じたのは、サッカーを中心にスポーツを報じる中国メディア「懂球帝」だった。「日本の女子サッカーは日本の男子サッカーと同様、すでに『脱亜入欧』を果たしている」と指摘した。
1次リーグでスペインを4-0で下し、そのスペインが決勝トーナメントでスイスに5-1で勝利したことを引き合いに出している。その中で「驚くべき効率。スペイン戦では、枠内シュート5で得点4。ノルウェー戦では、枠内シュート4で得点3」と説明。こう続けた。
「多種多様な戦術。弱い相手に対しては、足元にボールをコントロールして自在にパスを回し、強い相手に対しては、ボールを相手に渡して攻撃の効率に力点を置き、同様に試合をコントロール下に置く」
さらに「合理的な年齢構成。25歳以下の選手が12人、26歳以上30歳未満が10人、30歳以上はわずか1人」とチーム構成も紹介。昨年は男子がカタールW杯でドイツ、スペインを破って16強入りした結果とともに、日本サッカーの成長を称えた。
「日本の男子サッカーと同様、国外に出てプレーしているメンバーによってナショナルチームの水準が急速に上昇。メンバーのうち9人が海外でプレーをしており、メンバーに入れなかった選手の中にも海外でプレーする選手が多くいる。このW杯の後、日本からは更に多くの選手が国外進出軍団に加わるに違いない」
今大会4試合で14得点1失点と好調のなでしこジャパンは、11日に準々決勝を迎える。
(THE ANSWER編集部)