井上尚弥、実力以外で「次のパッキャオ」と断言される理由 米国の元王者「俺は楽しみにしてる」
ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者・井上尚弥(大橋)に対し、米国の元世界王者が米国で人気を得られると期待した。7月に4階級制覇したばかりのモンスター。「次のパッキャオだと信じている」「俺は楽しみにしてる」などと主張している。
井上尚弥に注目
ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者・井上尚弥(大橋)に対し、米国の元世界王者が米国で人気を得られると期待した。7月に4階級制覇したばかりのモンスター。「次のパッキャオだと信じている」「俺は楽しみにしてる」などと主張している。
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井上について語ったのは元WBC、IBF世界ウェルター級王者ショーン・ポーター氏。ポッドキャスト番組「ポーターウェイ・ポッドキャスト」のツイッターで公開された動画では、元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ氏(フィリピン)を引き合いにこう語っている。
「イサック・クルス(メキシコ)とイノウエ、米国の観衆にも受け入れられる次の外国人ボクサーが出てきたかもしれないと考えていた。俺はイノウエがそうだと信じている。イノウエは次のマニー・パッキャオだと思う」
パッキャオといえば数々の名勝負を演じ、アジア人ながら米国でも富と名声を得たフィリピンの英雄。歴代でもアジア人No.1ボクサーとして名高い。ポーター氏は続けて「階級を(パッキャオのように)ずっと上げていくという話ではなくね」と強調。「(井上は)極めて爆発的で、目を引き、ボクサーとして、人として魅惑的だ。彼がそうなるかもしれない。俺は楽しみにしているよ」と実力以外の面も挙げながら断言した。
ついにパッキャオと比較されるまでになったことが凄まじいこと。井上は7月25日にスティーブン・フルトン(米国)に衝撃の8回TKO勝ちした。2団体の王座を奪い、4階級制覇を達成。米国の世界王者のほか、ファンからの注目された王者を倒したことで評価はさらに上昇した。当面はスーパーバンタム級に留まる方針を示している。
(THE ANSWER編集部)