吉田優利は3位発進 全英OP前週に国内ツアー出場の理由は「私は試合をしている方が維持できる」
女子ゴルフの国内ツアー・北海道meijiカップは4日、札幌国際CC島松C(6593ヤード、パー72)で開幕。ツアー通算3勝の吉田優利(エプソン)は5バーディー、ボギーなしの67で回り、首位の小祝さくら(ニトリ)と3打差の3位発進となった。来週の海外メジャー・AIG全英女子オープンに出場予定。「私は試合をしている方が調子を維持できる」と、直前の国内大会に出場した理由についても語った。
国内ツアー・北海道meijiカップが開幕
女子ゴルフの国内ツアー・北海道meijiカップは4日、札幌国際CC島松C(6593ヤード、パー72)で開幕。ツアー通算3勝の吉田優利(エプソン)は5バーディー、ボギーなしの67で回り、首位の小祝さくら(ニトリ)と3打差の3位発進となった。来週の海外メジャー・AIG全英女子オープンに出場予定。「私は試合をしている方が調子を維持できる」と、直前の国内大会に出場した理由についても語った。
吉田が「完璧なショット、完璧なパット」と振り返ったのは前半7番パー3。第1打はピンから4メートルの位置につけ、バーディーパットも見事に決まった。「いいスイングができる回数、思い通りの球筋も多かった。(パッティングは)転がり、ラインがかみ合っていたと思う」と頷いた。
来週はAIG全英女子オープンに出場。今大会を欠場し、海外メジャーに備える選択を取らなかった理由はいくつかある。「北海道に来たかったからというのもあるし、私は試合をしている方が調子を維持できるタイプ。省エネで出続けられるのがベスト」。まずは試合出場を優先した。
JLPGAツアーに出場してランキングを上げたい気持ちも、その先に向けて調整をしたい気持ちもあった。「両方するにはこの選択肢しかない」。涼しく、練習環境のいい北海道なら、暑さに苦しみ集中できないことが少ないのも利点だ。
7月の全米女子オープンは予選落ちだった。この時も直前の国内ツアー・資生堂レディスに出場し、5位に入っている。「(予選落ちは)日本のツアーに出たからじゃなく、そこは自分の責任。管理できなかっただけです。反省というより、勉強できたことの方が多い。全米が上手くいかなかったからといって全英でうまくいく、いかないはないと思う。どれだけ向こうのコースに自分が対応できるか」と振り返った。
北海道meijiカップに出場している以上、今はこの大会で好成績を残すことが第一。「結果でしかプロは評価されないところがあると思うので、まずは日本のランキングで頑張って、全英は全英で自分の目標をもって頑張ればいい」。クリアな考えで国内外での戦いに挑む。
(THE ANSWER編集部)