大谷翔平40号を空砲にした乱調の守護神 指揮官は厚い信頼「明日も9回リードなら彼が投げる」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地マリナーズ戦に「2番・投手」で先発し、40号ソロを含む2打数2安打1打点、2四球1盗塁だった。投げては4回無失点ながら右の手と指の痙攣で突如降板。しかし、チームは守護神が9回に逆転満塁弾を浴び、3-5で敗れた。指揮官は「明日も9回にリードしていたら彼がボールを得る(登板する)」と語った。
大谷翔平が「2番・投手」で先発
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地マリナーズ戦に「2番・投手」で先発し、40号ソロを含む2打数2安打1打点、2四球1盗塁だった。投げては4回無失点ながら右の手と指の痙攣で突如降板。しかし、チームは守護神が9回に逆転満塁弾を浴び、3-5で敗れた。指揮官は「明日も9回にリードしていたら彼がボールを得る(登板する)」と語った。
大谷の40号は空砲に終わった。2-1の8回1死走者なし。内角から中に入ってくる球を強振。弾丸ライナーは右翼の本塁打エリアまで到達した。打球速度106.7マイル(約171.7キロ)、飛距離390フィート(約118.9メートル)。しかし、エンゼルスは3-1の9回から登板した守護神カルロス・エステベスが逆転満塁弾を浴びて敗れた。
米カリフォルニア州地元局「バリー・スポーツ・ウェスト」の試合後中継では、フィル・ネビン監督が会見。エステベスを擁護し、厚い信頼を寄せた。
「最初の2人の打者を歩かせた。危険なことだ。彼はこれまでそういう場面も経験して切り抜けてきた。彼はここまで(セーブ機会で)パーフェクトだった。メジャーの全守護神の中で彼が唯一パーフェクトだったんだ。彼がいなければ私たちは今の位置にいない。偉大な守護神と同様、明日も9回にリードしていたら彼がボールを得る(登板する)」
大谷は4回までに球数59、3安打1四球、4奪三振無失点。しかし、10勝目の期待がかかっている中で右の手と指の痙攣で突如降板した。それでも、指名打者として出場を続け、降板後最初の打席となった0-1の6回2死走者なしでは、3ボール0ストライクから申告敬遠を受けた。さらに二盗。3番クロンの中前打で同点ホームを踏むと、続くムスタカスの適時打で一時逆転していた。
(THE ANSWER編集部)