フルトンを8回TKOで4階級制覇

　25日に行われたボクシングのWBC＆WBO世界スーパーバンタム級（55.3キロ以下）タイトルマッチ12回戦で、挑戦者の井上尚弥（大橋）が2団体統一王者スティーブン・フルトン（米国）に8回TKO勝ちで4階級制覇を達成した。勝利後、控室で生まれていた絆を感じるシーンを尚弥＆拓真兄弟のマネージャーが紹介。「また涙が…」「感動しました」などと反響を呼んでいる。

　フルトンを8回TKOで撃破した井上。試合後の控室で、家族の絆を感じるシーンが生まれていた。

　キャップをかぶった井上が抱擁を交わしていたのは、井上のトレーナーを務める父・真吾氏だ。強敵を下し、4階級制覇を果たした息子の体をぎゅっと抱きしめ、表情は喜びに満ち溢れた笑顔だった。

　実際のシーンを撮影した1枚を、尚弥＆拓真兄弟のマネージャーがツイッター、インスタグラムに公開。「【絆】　我々には理解し得ない戦いの後の抱擁」と伝えた。

　ファンからは「この写真だけで、また涙が…」「試合直後の1番初めにお父さんが駆け寄って抱き合うシーンは1番感動しました」「最高の家族ですね!!」「いい親子ですね」「井上尚弥×井上真吾＝最強」「世界一のトレーナーです！」「見たかったのはこれ」などと感動した様子のコメントが書き込まれていた。