小祝さくら「命の危険を感じた(笑)」酷暑36.7℃でも衝撃の8連続バーディー 1打差3位急浮上で小祝節
女子ゴルフの国内ツアー、楽天スーパーレディースは28日に兵庫・東急グランドオークGC(6636ヤード、パー72)で2日目が行われ、首位と6打差の53位から出た小祝さくら(ニトリ)が猛チャージ。ツアータイ記録となる8連続バーディーをマークするなど、9バーディー、ボギーなし。トーナメントコースレコードの「63」を記録し、通算10アンダーとして1打差の3位に急浮上した。宮澤美咲、鈴木愛が11アンダーの首位。
楽天スーパーレディース2日目
女子ゴルフの国内ツアー、楽天スーパーレディースは28日に兵庫・東急グランドオークGC(6636ヤード、パー72)で2日目が行われ、首位と6打差の53位から出た小祝さくら(ニトリ)が猛チャージ。ツアータイ記録となる8連続バーディーをマークするなど、9バーディー、ボギーなし。トーナメントコースレコードの「63」を記録し、通算10アンダーとして1打差の3位に急浮上した。宮澤美咲、鈴木愛が11アンダーの首位。
初日は2つのダブルボギーが響いて53位だった小祝だったが、この日は“別人のゴルフ”。出だしの1番パー4でバーディーを奪うと、4番からは怒涛のバーディーラッシュとなった。8番では5メートルを沈め、9番パー4では2打目でペタピン。ショット、パットともに絶好調で、11番まで8連続バーディーを決めた。
最終18番で2打目を打ち終わったところで雷雲接近による中断があったが、終わってみれば「63」。トーナメントコースレコードで、一気に優勝争いに加わってきた。ホールアウト後の会見では「(8連続バーディーは)全然プレーしているときは知らなくて、4連続バーディーくらいかなと思っていた。まさかって、聞いたときにびっくりしたんですけど……ショットもパットもうまくはまってくれた。暑すぎてあんまりスコアを考えている暇もないくらい。そんな中で9アンダーでプレーできてよかった」と振り返った。
最高気温36.7℃を記録する酷暑の中でのラウンド。「命の危険を感じたので、こんな暑い中で、できるならプレーしたくないと思っちゃいました」といつもの小祝節を交えて笑う。「水分をとってものどが渇いたり、朝の練習ですらしんどくて。無事に上がってくるのを目標にやっている。体力勝負になってくると思うので、しっかり休養、睡眠、暑さ対策をしたい」と語った。
優勝なら節目のツアー通算10勝となる。「昨日、出だしあまりいいスタートを切れなかった。予選カットラインをまずは気にしていたくらい。そこから意外とバーディーが来てという感じで明日につながるゴルフができた」と手ごたえをつかんでいる。「まだ2日あるけれど、とにかく暑さですね。熱すぎてあまり頭も回らず、考えることがあって大変だけど、伸ばしあいになっているのでしっかりプレーしたい」と決勝ラウンドのカギを語った。
(THE ANSWER編集部)