こんな錦織を全米でも見たい 極上ダウンザラインが「大会10大メガショット」選出
男子テニスのW&Sオープンはノバク・ジョコビッチ(セルビア)の優勝で幕を閉じたが、ATP公式中継サイト「テニスTV」は「大会10大メガショット」を選出。錦織圭(日清食品)が1回戦で見せた極上のダウンザラインもノミネートし、動画付きで紹介している。
W&Sオープン1回戦で見せた一打をテニスTVが「大会10大メガショット」に選出
男子テニスのW&Sオープンはノバク・ジョコビッチ(セルビア)の優勝で幕を閉じたが、ATP公式中継サイト「テニスTV」は「大会10大メガショット」を選出。錦織圭(日清食品)が1回戦で見せた極上のダウンザラインもノミネートし、動画付きで紹介している。
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こんな錦織を全米オープンでも見たい。圧巻のショットを披露したのは、1回戦のアンドレイ・ルブレフ(ロシア)戦。第1セット、2-0とリードした第3ゲームだった。
渾身の力でクロスに放ったサーブをルブレフは鋭い角度をつけ、コートの対角線に向けて鮮烈なリターンを返した。右サイドに猛然とダッシュし、なんとか追いついた錦織。ただ、体勢は崩れている。しかし、次の瞬間だ。両足で踏ん張り、ストレートに放ったショットはサイドラインすれすれにピタリ。これにはルブレフも追いつけなかった。
不利な体勢から放った一撃に思わずどよめく会場。実況も感嘆の声を上げた。当時はATPツアーは「ニシコリによる規格外のスキル」、テニスTVも「OH MY KEI」と動画付きで感嘆ツイートを発信していた。
そして、テニスTVは大会を終えて「メガウィークから10本のメガショット。どれがあなたのお気に入り?」とつづり、“大会10大メガショット”を公開。フェデラーとワウリンカの32秒ラリーなど、大会を彩ったスーパーショットとともに錦織の一打もノミネートしている。
大会は2回戦で敗退したが、見せ場も作った錦織。今季4大大会最終戦、全米オープンではどんな戦いを見せるのか。幕開けが迫っている。
(THE ANSWER編集部)