1人だけ軽量級なのに「相手ぶっ飛ばしちゃう」 井上尚弥は世界最強パンチャー3傑とアラムCEO断言
25日に行われたボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)タイトルマッチ12回戦で、挑戦者の井上尚弥(大橋)が2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に8回TKO勝ちで4階級制覇を達成した。規格外の破壊力を見せつけたモンスターについて、共同プロモート契約を結ぶ米興行大手・トップランク社のボブ・アラムCEOがボクシング界の最強パンチャー3人に抜擢していた。91歳の超重鎮は「みんな、相手をぶっ飛ばしちゃう」と語った。
井上尚弥、ベテルビエフ、フューリーを抜擢
25日に行われたボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)タイトルマッチ12回戦で、挑戦者の井上尚弥(大橋)が2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に8回TKO勝ちで4階級制覇を達成した。規格外の破壊力を見せつけたモンスターについて、共同プロモート契約を結ぶ米興行大手・トップランク社のボブ・アラムCEOがボクシング界の最強パンチャー3人に抜擢していた。91歳の超重鎮は「みんな、相手をぶっ飛ばしちゃう」と語った。
英専門メディア「ボクシング・ソーシャル」は「ボブ・アラムが『ボクシング界最強パンチャー3人』をプロモートしていると語る」との見出しで記事を掲載。井上―フルトン戦前にアラム氏が登場した英専門誌「ボクシングニュース」公式YouTubeチャンネルの内容を紹介した。
その中で、アラム氏は「誰もイノウエを倒せないと思う。モンスターはモンスターであり、彼がモンスターと呼ばれるには理由がある。ボクシング界最強のパンチャー3人を抱えていることはとても恵まれていると思う」と語り、「それはイノウエ、ベテルビエフ、フューリーだ」と名前を挙げた。
世界ライトヘビー級3団体統一王者アルツール・ベテルビエフ(ロシア)、WBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(英国)と自身が手掛けるボクサーの名前を挙げたアラム氏。重量級2人とともに軽量級のモンスターを絶賛し、「私のファイターはふざけたりなんかしない。リングに上がって相手をぶっ飛ばしちゃうんだから」と3人のパンチャーとしての資質を絶賛した。
実際、井上―フルトン戦の後には会場で取材に応じ、「彼は今、パウンドフォーパウンド(PFP)であることに間違いない。日本は誇りに思うべきだと思う」などと褒めちぎっていた。それほど、井上の世界からの評価は高いと言えるだろう。
(THE ANSWER編集部)