井上尚弥8回TKOの展開を完璧的中させていた納得の人物 ネット戦慄「未来人かよ」「怖いくらい正確」
25日に行われたボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)タイトルマッチ12回戦で、挑戦者の井上尚弥(大橋)が2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に8回TKO勝ちで4階級制覇を達成した。井上と戦い、敗れたジェイソン・マロニー(豪州)の展開予想が「マジで未来人かよってレベルで当ててんのすげえ」「預言者かなにかか?」と話題を呼んでいる。
かつて井上に敗れたマロニーの予想が話題
25日に行われたボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)タイトルマッチ12回戦で、挑戦者の井上尚弥(大橋)が2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に8回TKO勝ちで4階級制覇を達成した。井上と戦い、敗れたジェイソン・マロニー(豪州)の展開予想が「マジで未来人かよってレベルで当ててんのすげえ」「預言者かなにかか?」と話題を呼んでいる。
マロニーは米専門メディア「プロボックスTV」に井上―フルトン戦で展望を語っていた。「フルトンにとって彼はあまりに速く、爆発的で、技術的にも優れている。フルトンは素晴らしいボクサーだ思うが、レベルというものがあり、イノウエはただただ特別な、特別なボクサーだ」とフルトンを認めながらも井上を評価。そして、こんな予想を繰り出した。
「戦いの終盤でフルトンを仕留めると思う。第8、9ラウンドあたりで彼を捕まえるね。フルトンのパワー不足が彼にとっての敗因になると思う。彼は良い時間を作り、1ラウンドか2ラウンドを取ることさえあるかもしれないが、イノウエを止めたり、痛めつけたりするだけのパワーを持っているとは思わない」「イノウエはこの戦いに勝つためにたった1秒完璧であればいい。あの男が持っているパワーのなせるアドバンテージだ」
2020年10月に対戦し、KO負けを喫しているマロニー。身をもって井上の恐ろしさを知っている敗者の言葉には重みがあった。
実際に井上は8回TKOで勝利。フルトンに7回の1度だけラウンドを取られたが、パンチを受けてもダメージを受けることなく、逆に8回に鮮烈なワンツーで無敗王者を沈めた。どれもマロニーの見立て通り。これがネット上で話題を呼んでおり、「マジで未来人かよってレベルで当ててんのすげえ」「預言者かなにかか?」「恐ろしいくらい正確でビビる」「戦前予想、完璧だった」「神予想」「予想全部当たってる」の声。
特に「たった1秒完璧であればいい」という言葉への反応も多く、「『たった1秒完璧であればいい』って言葉も的を射すぎていた」と驚きの声が続出した。しかも、自身の予想した通り、スポーツベッティングで「8回KO/TKOで井上の勝ち」に賭け、しっかりと配当も得ていたマロニー。さすがと言うほかない。
(THE ANSWER編集部)