井上尚弥のPFPに「疑問を持つ人たちへ」 海外記者が持ち出した“衝撃の履歴書”に賛同「100%同意」
ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)タイトルマッチ12回戦が25日、東京・有明アリーナで行われ、挑戦者の井上尚弥(大橋)が2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に8回TKO勝ちで4階級制覇を達成した。
WBC&WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦
ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)タイトルマッチ12回戦が25日、東京・有明アリーナで行われ、挑戦者の井上尚弥(大橋)が2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に8回TKO勝ちで4階級制覇を達成した。
英メディア「トーク・スポーツ」のマイケル・ベンソン記者は、自身のツイッターで「ナオヤ・イノウエの履歴書とボクシングのパウンド・フォー・パウンド(PFP)王者に相応しいか疑問に思っている人たちへ……」と記し、井上がこれまでのキャリアで打ち立てて来た功績を列挙した。
弱冠20歳のプロ4戦目にしてのちの世界ライトフライ級2団体王者・田口良一を破って日本タイトルを獲得したことに始まり、6戦目で世界タイトル初奪取、21歳の8戦目にスーパーフライ級で2階級制覇し、さらに7度の防衛に成功、バンタム級初戦で10年間無敗だったジェイミー・マクドネルを撃破すると、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズでエマヌエル・ロドリゲス、ジェイソン・マロニー、ノニト・ドネアという難敵を次々に倒し、4団体統一を達成したこと……。
そして、今回フルトンをTKOで破って4階級制覇を達成し、2団体王者となったという経歴を記した。その上で「ナオヤ・イノウエは25勝(22KO)無敗の4階級制覇王者で、世界タイトル戦で18戦無敗。そして履歴書の質もトップ級だ。相応しいPFP王者だ」とつづった。
海外メディアのPFPで軒並みトップクラスにランクされている井上だが、軽量級は中・重量級に比べて評価されにくいという側面もある。そんな疑念の声を一掃するような経歴を並べ、いかに日本のモンスターが世界のボクシング界でトップに相応しいかをベンソン記者は訴えた。
これには海外のボクシングファンからも「100%同意だ」「ナオヤ・イノウエはすでに殿堂入りボクサーだ!」「これこそ彼がP4Pである理由だ」「疑問を持つ人間がいるだと?」「輝かしいパフォーマンスだった」「KOモンスターだ」「とんでもない履歴書だ」など、改めて驚きと賛同の声が寄せられた。
(THE ANSWER編集部)