惨敗フルトンを「侮辱するな、何も恥じゃない」 井上尚弥から逃げず日本で戦った事実に米誌賛辞
ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)タイトルマッチ12回戦が25日、東京・有明アリーナで行われ、挑戦者の井上尚弥(大橋)が2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に8回1分14秒TKO勝ちで4階級制覇を達成した。4団体統一と4階級制覇の両方を達成したのは世界2人目の偉業。完敗したフルトンだったが、世界が恐れる井上の挑戦から逃げず、母国の米専門誌「ザ・リング」は称賛した。
WBC&WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦
ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)タイトルマッチ12回戦が25日、東京・有明アリーナで行われ、挑戦者の井上尚弥(大橋)が2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に8回1分14秒TKO勝ちで4階級制覇を達成した。4団体統一と4階級制覇の両方を達成したのは世界2人目の偉業。完敗したフルトンだったが、世界が恐れる井上の挑戦から逃げず、母国の米専門誌「ザ・リング」は称賛した。
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井上に完敗を喫したフルトン。それでも挑戦を受け、一度は井上の怪我で延期になったにもかかわらず、日本のリングに立った。このことについて、リング誌は「イノウエ戦でのパフォーマンスでフルトンを侮辱することを考えているなら、頼むから止めてくれ」と言及した。
その上で「彼はグレートになるために恐れずに日本に遠征し、リング誌がパウンド・フォー・パウンド(PFP)で2位に位置付けるボクサーと戦ったんだ。彼は称賛されるべきだ」と擁護。「日本史上最高のボクサーに負けることは何も恥ずべきことじゃない」と敵地で勇敢に戦った姿勢を称賛した。
(THE ANSWER編集部)