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井上尚弥は「今まで戦った中で最強」 ドネアが英専門誌で告白「パワー、瞬発力…自分と似ている」

ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は、25日に東京・有明アリーナでWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に挑戦する。運命の一戦を前に、井上と2度戦っているノニト・ドネア(フィリピン)は「これまでに対戦した中で最もタフ、もしくは最強と言える」と振り返っている。

井上尚弥【写真:高橋学】
井上尚弥【写真:高橋学】

7.25決戦を前にドネアが井上について語る

 ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は、25日に東京・有明アリーナでWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に挑戦する。運命の一戦を前に、井上と2度戦っているノニト・ドネア(フィリピン)は「これまでに対戦した中で最もタフ、もしくは最強と言える」と振り返っている。

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 ドネアは2019年のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝で井上に判定負け。昨年6月の再戦では2回TKO負けした。英老舗専門誌「ボクシングニュース」公式ツイッターは、井上について語るドネアの映像を公開。動画内でドネアは「もし私がもっと若かったら話は違ってくるかもしれないが、今の自分を考えると、イノウエはこれまでに対戦した中で最もタフ、もしくは最強と言えるだろう」と語った。

 その理由について「パワー、瞬発力、そして時には思考力など、(私に)似ている点がたくさんあるから、若い自分と対戦するような感じだと思う。でも、その多くの類似点がその戦いをもっと困難なものにしていると思う」と続けている。

 運命のゴングが近づき、世界各国で様々な予想がされている井上VSフルトンの一戦。元世界5階級制覇王者のレジェンドであるドネアは、改めて井上の強さに言及していた。

 昨年12月にバンタム級で4団体統一を達成した井上は、勝てば井岡一翔に次ぐ日本人2人目の4階級制覇となる。戦績は30歳の井上が24勝(21KO)、29歳のフルトンが21勝(8KO)。25日夜の運命のゴングが刻一刻と迫っている。

(THE ANSWER編集部)


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