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井上尚弥、バンテージのフルトン陣営の主張を改めて一蹴「日本には日本のローカルルールがある」

ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチが25日、東京・有明アリーナで行われる。22日は挑戦者の井上尚弥(大橋)と2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)らが、神奈川・横浜市内のホテルで公式会見に出席。王者陣営は過去の井上のバンテージの巻き方に不服を示したが、一夜明けた23日、井上はツイッターを更新し、改めて相手陣営の主張に言及した。

井上尚弥【写真:高橋学】
井上尚弥【写真:高橋学】

ツイッターを投稿「そこについてはぐだぐだ言わさんよ」

 ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチが25日、東京・有明アリーナで行われる。22日は挑戦者の井上尚弥(大橋)と2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)らが、神奈川・横浜市内のホテルで公式会見に出席。王者陣営は過去の井上のバンテージの巻き方に不服を示したが、一夜明けた23日、井上はツイッターを更新し、改めて相手陣営の主張に言及した。

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 フルトン陣営のワヒード・ラヒームトレーナーは会見内で「安全な方法でテープ(バンテージ)が巻かれることを願っている。イノウエのハンドラップ(バンテージ)の記事を見たんだ。そこについての話だ。私は『互いに安全なテーピングをしましょう』というのが言いたかった。英語の記事では、イノウエがバンテージを巻く映像がある。そこで巻き方に論争が起きている。この試合では問題が起こらないよう安全に。レフェリーにも求めたい」などと発言した。

 通訳された言葉を耳にした井上は苦笑い。隣に座る大橋秀行会長と言葉を交わした。関係者によると、ラヒームトレーナーが持ち出したのは昨年6月のWBC世界バンタム級王者ノニト・ドネア(フィリピン)戦に関する海外メディアの記事のことだという。井上が試合前にバンテージを巻く動画付きで報じられ、拳に硬さを持たせるやり方ではないかと指摘されていた。しかし、ルール上認められたやり方であり、何の問題のないもの。思わぬ“難癖”をつけられた格好だ。

 井上は「何か凄いナイーブだなと思います。自分は(プロで)24戦やって、全試合で正々堂々と試合をしている。何の記事を見たのかわからないけど、少しナイーブになりすぎかなと。こちらも正々堂々と戦いたい。ご心配なく」と意に介する様子はなかったが、数々の選手を指導してきた名トレーナー、ロベルト・ガルシア氏も自身のツイッターで「世界最高のボクサーの1人の信用を傷つけないようにしないか」とフルトン陣営を諫めるなど、思わぬ騒動に発展した。

 井上は一夜明けたこの日、ツイッターを更新し、改めて言及。「日本には日本のローカルルールがある。それはアメリカでも州によってローカルルールがあり巻き方が違う。25日は日本開催だからもちろん日本のルールに従ってやるつもり。そこについてはぐだぐだ言わさんよ」と投稿した。ファンからも「その通りです」など同調の声が次々と寄せられ、フルトン戦に期待が集まっていた。

(THE ANSWER編集部)


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