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井上尚弥の勝利を海外識者21人中18人が支持 権威あるリング誌編集長はフルトンの“弱点”指摘

ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は、25日に東京・有明アリーナでWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に挑戦する。権威ある米専門誌「ザ・リング」は21人の海外識者に試合の勝敗予想を実施。同誌編集長をはじめ18人が「フルトンは手を降ろす癖がある」「8回以降に倒す」と井上勝利を支持している。

井上尚弥(左)とスティーブン・フルトン【写真:ロイター】
井上尚弥(左)とスティーブン・フルトン【写真:ロイター】

25日に迫る決戦を米専門誌が特集

 ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は、25日に東京・有明アリーナでWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に挑戦する。権威ある米専門誌「ザ・リング」は21人の海外識者に試合の勝敗予想を実施。同誌編集長をはじめ18人が「フルトンは手を降ろす癖がある」「8回以降に倒す」と井上勝利を支持している。

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 リング誌は「勝利予想:スティーブン・フルトンVSナオヤ・イノウエ」の見出しで記事を掲載。同誌のダグ・フィッシャー編集長は「ボクシング界屈指の対戦だ」と期待し「試合のペースと距離を支配した者が制するだろう。我々はスピード、パワージャブ、カウンターパンチ、ボディショットを繰り出し合う楽しい闘いを期待できる」と説明した。

 試合展開については「もしもフルトンが長い打ち合いに巻き込まれるのを避けられれば、判定まで行く可能性もあるだろうが、より想像しやすいシナリオは中盤から終盤にイノウエがフルトンを倒すことだ」と井上のTKO勝利を予想。「フルトンは両手でボディを打つことを好むが、その時に頭を露出したような状態になる。上半身の動きは良いが手を降ろしたままにする癖がある」とフルトンの“弱点”も指摘した。

 井上にとっては王者に挑む新階級デビュー戦。それでもフィッシャー編集長は「フルトンは良い瞬間も作るだろうが、イノウエは最高のモチベーションでいるだろう。私の予感では、彼(井上)が8回以降にフルトンをボディで傷めつけ、頭部へのパンチで倒すだろう」と決着の瞬間を予想していた。

(THE ANSWER編集部)


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