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「倒せなかった」の指摘は気にしない 那須川天心、判定デビューから「進化」を届ける攻撃的9.18

「やり方がわかってきた。今回はしっかり殴りにいきたい」

 今回は人生初の走り込み合宿も2度終了。15日に打ち上げたが、過酷さからこの日も「足がずっとガクガク」と疲労困憊だった。長いラウンドを戦えるよう、スタミナも着実に強化。今後は米国でスパーリング合宿を予定する。

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 フローレスは23歳の有望株。2019年6月のデビューから今年6月30日のスーパーバンタム級8回戦までに9戦全勝(7KO)した右のボクサーファイターだ。すでに8回戦を2度経験し、左右のフックを武器に77.8%の高いKO率を誇る。那須川は「前回は当てるイメージ。やり方がわかってきたので、今回はしっかり殴りにいきたい」と見据えた。

「僕は本来はビビり。しっかり防御して行ける時に攻める。だけど、今回は変えていくつもりです。基本的なスタイルは変わりませんが、ちょっとした接近戦、攻撃のまとめ方、パンチの一個、一個の打ち方。見ている人が『変わった』と思うようなものを見せていけたら。人間、毎日進化しないといけない。それを体現して、僕の試合を見て格闘技じゃなくてもいいので『頑張んなきゃ』と思ってもらえる試合をしたい」

 進化した姿を見せられるか。残り2か月も成長だけを求めていく。

【9月18日の対戦カード】

▽WBA&WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ
WBA&WBC世界ライトフライ級2団体統一王者・寺地拳四朗(BMB)
VS
WBC1位ヘッキー・ブドラー(南アフリカ)

▽WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ
WBO世界スーパーフライ級王者・中谷潤人(M.T)
VS
同級11位アルジ・コルテス(メキシコ)

▽スーパーバンタム級8回戦
那須川天心(帝拳)
VS
ファン・フローレス(メキシコ)

▽ライトフライ級8回戦
アンソニー・オラスクアガ(米国)
VS
ジメール・マグラモ(フィリピン)

(THE ANSWER編集部)


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