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「倒せなかった」の指摘は気にしない 那須川天心、判定デビューから「進化」を届ける攻撃的9.18

ボクシングの日本スーパーバンタム級7位・那須川天心(帝拳)が19日、都内で会見し、ボクシング転向2戦目として9月18日に東京・有明アリーナでファン・フローレス(メキシコ)と対戦することを発表した。試合はスーパーバンタム級ノンタイトル8回戦。判定勝ちだったデビュー戦から成長した姿を届けることを誓った。興行はAmazon プライム・ビデオで生配信される。

19日、次戦の正式発表会見に登場した那須川天心【写真:荒川祐史】
19日、次戦の正式発表会見に登場した那須川天心【写真:荒川祐史】

那須川天心のボクサー2戦目、9.18メキシコホープとSバンタム級8回戦

 ボクシングの日本スーパーバンタム級7位・那須川天心(帝拳)が19日、都内で会見し、ボクシング転向2戦目として9月18日に東京・有明アリーナでファン・フローレス(メキシコ)と対戦することを発表した。試合はスーパーバンタム級ノンタイトル8回戦。判定勝ちだったデビュー戦から成長した姿を届けることを誓った。興行はAmazon プライム・ビデオで生配信される。


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 デビュー戦からの進化を見せる。与那覇勇気(真正)を相手にした4月のボクサー初戦。那須川は抜群のスピードでパンチを空転させながらポイントを奪っていった。3-0判定の完勝。重圧を背負いながら大器の片鱗を見せた。しかし、期待が大きいだけに「倒せなかった」という声を耳にした。

「倒してないと言われます。けど、逆に言えばそこしか言うことがなかったのかな。本当に気にしてないです」と揚げ足取りを一蹴する。「今の僕のパンチはボクシングで通用するパンチではない。それでも勝てているのは良いこと」。本格的にボクサーへ転向してからたった半年で迎えた初戦。課題があることなんて、自分が一番わかっている。だから、努力を続けてきた。

 チームで話し合い、パンチを当てることしか意識できていなかったことを修正。「当たる時に拳が返っていなかった。そこを直すトレーニングをやっています」。デビュー戦まではステップワーク、ジャブ、ストレートにほとんどの時間を割いた。「それプラス、今はフック、アッパーとか。前回は距離を取って上手く戦う感じだった」

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