世界に与えた衝撃を超える衝撃KOを 最強王者を名指ししたボクサー中谷潤人「次にでもやりたい」
ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・中谷潤人(M.T)が19日、都内の会見に出席し、9月18日に東京・有明アリーナで同級11位アルジ・コルテス(メキシコ)と初防衛戦を行うことが発表された。5月の同級王座決定戦では終了間際の一撃で世界に衝撃を与えた2階級制覇王者。他団体の最強王者との統一戦を実現させるべく、衝撃を塗り替えにいく。戦績は25歳の中谷が25勝(19KO)、29歳のコルテスが25勝(10KO)3敗2分け。
9.18防衛戦
ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・中谷潤人(M.T)が19日、都内の会見に出席し、9月18日に東京・有明アリーナで同級11位アルジ・コルテス(メキシコ)と初防衛戦を行うことが発表された。5月の同級王座決定戦では終了間際の一撃で世界に衝撃を与えた2階級制覇王者。他団体の最強王者との統一戦を実現させるべく、衝撃を塗り替えにいく。戦績は25歳の中谷が25勝(19KO)、29歳のコルテスが25勝(10KO)3敗2分け。
中谷が衝撃を塗り替える衝撃を誓った。5月の同級王座決定戦で元WBA同級王者アンドリュー・マロニー(豪州)に12回2分42秒KO勝ち。終了間際の一撃で世界に衝撃を与え、聖地ラスベガスで2階級制覇を達成した。「自分のキャリアでピックアップされるような試合。それを更新できる試合をしたい。それを見て皆さんが活気づいてくれるような試合を」と気合いを入れた。
次戦以降の目標については「エストラーダ選手とやりたい気持ちはあります。スーパーフライ級で統一していくのに今回の試合は大事。今回の次にでも統一戦をしたい」と宣言。同級で最も実績のあるWBC王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)を名指しした。そのエストラーダと昨年9月に対戦したのがコルテス。12回判定負けを喫したが、最強王者を苦しめた。
中谷は警戒しつつ、KOへの青写真を描く。
「映像も少し確認して、凄く好戦的な選手。勢いがある選手なので、勢いづかせずに自分のスタイルにはめ込んで行きたい。戦績はあんまりかもしれませんが、パンチはあるし、振ってくる選手。メキシカンでダーティーなイメージもあります。自分のバランスを崩さすにいいタイミングでいってKOするシーンをお見せしたい」
毎試合前に米国でスパーリング合宿を行い、海外の猛者たちとしのぎを削ってきた。25歳ながら経験は豊富。「外から見るのと向き合うのとは違う選手が多い。スピードが違ったり。そういう経験しているので、今回もしっかり調整したい」。20日に渡米し、腕を磨く。
(THE ANSWER編集部)(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)