フルトンは「井上尚弥が見たことないもの持ち込む」 “神の子”ウォードが注目したポイントとは
ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は、25日に東京・有明アリーナでWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に挑戦する。米興行大手・トップランク社は試合に先駆け、“神の子”アンドレ・ウォード氏が試合のポイントを「フルトンが持ち込んでくるのはイノウエが今まで見たことがないもの」と語る動画を公開した。
井上―フルトンが25日に開催
ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は、25日に東京・有明アリーナでWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に挑戦する。米興行大手・トップランク社は試合に先駆け、“神の子”アンドレ・ウォード氏が試合のポイントを「フルトンが持ち込んでくるのはイノウエが今まで見たことがないもの」と語る動画を公開した。
トップランク社の公式YouTubeチャンネルは「井上とフルトンは試合が実現すると常に分かっていた」とのタイトルで動画を公開。登場したのは元世界ライトヘビー級の3団体統一王者で“神の子”の異名を取ったウォード氏だった。井上にとって新階級デビューがいきなりタイトルマッチとなったが、レジェンドボクサーは試合をこのように分析した。
「スティーブン・フルトンが持ち込んでくるウェスト・フィリー(西フィラデルフィア)の風味は、イノウエが今まで見たことがないものだろう。良いジャブ、フットワーク、フェイントを持っている選手相手に彼(井上)がどのように対応するのか見てみたい。イノウエが対戦したことがないものだからね」
米スポーツ専門局「ESPN」でボクシング中継の実況を務めるジョー・テシトーレ氏は同動画内で「フルトンは複数の攻撃特性を持っているため優れているのだ」と説明。「彼は素晴らしい武器に技術を持っていて、基本動作を極めて上手く行うことができる」と称賛していた。
試合はNTTドコモの映像配信プラットフォーム「Lemino」で独占無料生配信される。
(THE ANSWER編集部)