金足農の快進撃で脚光、“壊れツイート”の地元局の担当者を直撃「ここまでとは…」
準決勝で始球式を務めるのは同校が34年前に対戦した桑田さん
金足農の魅力についても、こう語ってくれた。
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「全員が秋田の子たち。その中でも農業高校という特殊なところでもある。34年前にも初出場で快進撃。桑田、清原がいたPL学園を苦しめた学校という事はみんなが知っています。甲子園に行けば、何かやってくれそう。“金農”OBだけじゃなくて、県内には根強いファンがたくさんいます。吉田君のような逸材が、秋田にいたということも誇らしいです」
くしくも日大三(西東京)と対戦する準決勝で始球式を務めるのは桑田真澄さん。第1試合に登場する金足農の前で投げるのも、因縁めいている。
「金足農の選手たちはのびのび楽しそうにやっているので、勝ってもらいたい気持ちはもちろんあるが、見ている方が欲をかいてもいけないですから」と静かにエールを送った。
準決勝ももちろんツイートは続ける。これだけツイートが注目される中での発信は過去にないが、「もちろん何かしらのツイートはすると思います。急に黙ってしまうわけにはいかないですよね。見られているというのを、気にし過ぎず、いつも通りやってくれれば、人を不快にさせないようなものであれば良いと思っています」とまるで球児のような意気込みも語ってくれた。
秋田の農業高校が続ける夏の快進撃は、地元にも大きな感動と勇気を運び続けている。
(THE ANSWER編集部)