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井上尚弥VSフルトンは「真の50:50だ」 もう一人の2団体王者タパレスの勝敗予想「最終的には…」

ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は、25日に東京・有明アリーナでWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に挑戦する。同級で残る2本のベルトを保持するマーロン・タパレス(フィリピン)は、米メディアに対し「勝った方が次に私と戦わなければならない」と、勝者との4団体統一戦を望んでいると語っている。

井上尚弥(左)とスティーブン・フルトン【写真:浜田洋平】
井上尚弥(左)とスティーブン・フルトン【写真:浜田洋平】

井上―フルトンは7月25日激突

 ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は、25日に東京・有明アリーナでWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に挑戦する。同級で残る2本のベルトを保持するマーロン・タパレス(フィリピン)は、米メディアに対し「勝った方が次に私と戦わなければならない」と、勝者との4団体統一戦を望んでいると語っている。

 米専門メディア「ボクシングシーン.com」は「タパレス 対 フルトンかイノウエ:メッセージを送りたい、どちらにせよ勝った方が私と戦わなければならない」との見出しで記事を掲載。タパレスが、井上―フルトン戦の勝者と4団体統一戦を望んでいると伝えた。

 タパレスは今年4月のWBAスーパー&IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチで、ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)に2-1(115-113×2、110-118)で判定勝ち。2団体王者となった。記事では「マーロン・タパレスは次の戦いでスーパーバンタム級を完全統一する意向を明らかにした」「それはスティーブン・フルトン対ナオヤ・イノウエのWBC&WBOタイトル戦の勝者との対戦を意味しており、彼は自ら挑戦を発するために今回の試合のリングサイドに現れる」と記した。

 東京での大一番を現地観戦すると報じられているタパレスは、「リングサイドで私を見ることになる2人のボクサーにメッセージを送りたい」と同メディアに語り、「どちらにせよ勝った方が次に私と戦わなければならない」と対戦を呼び掛けた。

 数多くの海外ボクサー、メディアも各々予想するなど注目されている井上―フルトン戦について、タパレスは「私はこの試合を真の50:50の戦いだと見ている」と五分五分と見ている様子。「どちらのボクサーにもそれぞれ長所と短所があると思う。しかし最終的にはイノウエが勝利の道を見つけると思う」と井上勝利を予想していた。

(THE ANSWER編集部)


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