25日にフルトン戦

　ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥（大橋）が渋谷スクランブル交差点ビジョンをジャックした。17日に自身のSNSで紹介。世界スーパーバンタム級2団体統一王者スティーブン・フルトン（米国）への挑戦に向けたもので、複数のビジョンで井上の姿を放映。前WBA世界ライトフライ級王者・京口紘人（ワタナベ）も「めちゃくちゃカッコいいなこれ」と興奮気味に反応している。

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　いよいよ1週間後に迫ったフルトン戦。大都会・渋谷スクランブル交差点周辺の大型ビジョンが井上一色に染まった。映像で流れているのはジムでトレーニングするモンスターの姿。逞しい筋肉を見せ、汗をほとばしらせながらスパーリングなどをしている。「超えろ。」の文字もドでかく映り、スーパーバンタム級初戦の決戦ムードが高まる内容だ。

　実際の映像をツイッターに公開した井上は「渋谷スクランブル交差点ビジョンがジャックされた　決戦まで残り僅か」と記したほか、「25日までこれが4500本程流れるので近くに行った方は要チェックです！！！」と別の投稿でも告知した。

　これに京口が「めちゃくちゃカッコいいなこれ　決戦まで残り少しファイト！」とエールとともに反応したほか、ファンからも「国民的行事」「クソかっけぇーやんけ！！」「渋谷に行きたい」「メチャクチャカッコ良い！しびれるわ！」「映画のワンシーンみたい」などと興奮の声が上がっていた。

　井上―フルトン戦は25日、東京・有明アリーナで開催される。井上は昨年12月にバンタム級で4団体統一の偉業を成し遂げ、1月にスーパーバンタム級への転向を発表。新階級初戦から世界王座挑戦となり、大きな注目を集めている。